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【サヤトレ通信 第1578号】
株式会社サヤトレの増田です。
本日、お昼ご飯に吉野家に行きました。
よく行くのですがいつもよりも
明らかにお客さんが多くいます。
私がいつも通りに注文すると
店員さんからいつもとは違う
次のような質問が返ってきました。
店員「ソフトバンクのクーポンはお使いですか？」
増田「いえ、ないです。」
お店が混んでいる理由はソフトバンクの
ユーザーであれば吉野家が1杯食べられる
イベントをやっていてる事が原因です。
■ソフトバンク スーパーフライデー
https://www.softbank.jp/mobile/special/super-friday/
場所によっては吉野家の牛丼1杯（380円）を
無料でもらうために行列を作って並んでいる
店舗もあるみたいです。
■参考記事 かっぱ寿司に並んでいくら得するのか？
http://sayatore.com/blog/2017/06/15/7767
この期間限定で商品がもらえる取り組みについて
メルマガ読者様であれば、どのように考えますか？
私は、頭の中で2回転くらい回りましたが
ビジネス的に考えてとても素晴らしいと
最終的に結論付けました。
このイベントによって得する人と
少なからず損する人が出ます。
このイベントで一番得するのは
おそらく吉野家だと私は考えました。
来店した客に牛丼1杯を無料で提供して
赤字になるのでは？と考えがちですが
ビジネスの裏側ではそうなってはいません。
おそらく無料クーポンで来店した
客の数に応じてソフトバンクから
吉野家に対してお金が支払われる仕組みです。
吉野家の売上は、赤字にならずに普段来店する
機会の少ないソフトバンクユーザーの女性なども
牛丼を食べに来るので新規客発掘につながります。
久しぶりに吉野家に来た方が美味しいと思って
リピーターに復活する事もあれば、普段別の
牛丼屋に行っていた方を奪える可能性もあります。
吉野家に来店したお客は牛丼1杯無料で
もらえてラッキーに感じるでしょう。
しかし牛丼食べている380円のお金は
普段自分が毎月払っている携帯料金です。
実際は、あまりお得ではないかもしれません。
牛丼をもらっていない人はもっと損ですね。
ソフトバンク側もこの無料サービスによって
ユーザーの満足度が上がり携帯の加入を
継続してくれれば引き続き儲かり安泰です。
メルマガ読者様も日常生活において
「牛丼1杯無料」というサービスから
お金の流れや誰が得して誰が損するのか？
その後の経済効果はどうなるのか？
経済の流れを考えるクセをつけると
株式投資に役立つでしょう。
その答えが合っていても
間違っていてもいいのです。
考える事が大切です。
何気なく意識しないと気付かない事でも
アンテナを張っていると儲けの仕組みや
新しい発見があるかもしれません。
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Source: サヤトレ
