株式会社サヤトレの増田です。
本日は「業務効率の上げ方」をテーマにお届けします。
2011年まで私は、証券会社に勤めていました。
金融機関なので、誰が何を言うまでも無く会社への出社は、スーツ、ネクタイ、革靴です。
朝7時に出社してザラ場の休憩は不可。
16時からは何故かサボってOKで夜遅くまで無駄な業務をしています。
過去から引き継がれた謎の慣習や常識が定着したハンコ文化の組織です。
仕事で結果を出したいと思っていた私は、古い慣習に関して無駄が多いと感じていました。
金融機関職員=スーツ、ネクタイ、革靴ですが、この格好は、働く上で体力を消耗して活動量を制限します。
実際に支店内限定に仕事が出来る先輩は、革靴のかかと部分をハサミで切って見た目は、革靴ですがスリッパみたいな形に加工して履いていた人もいました。
怒られないギリギリのラインをついた行動です。
皆様も働く上で、身に着ける装備品は、業務効率を落としていると感じる事ありませんでしょうか?
もちろん社内の秩序や風紀を保つ事やお客様に安心感を与えるためにも一定のTPOを守ったルールは必要です。
しかしリモートワークが普及した現在において10年前からリモートワークしている生産性を重視する私が業務効率を落とすと感じる装備品を個人的に書いていきます。
皆様の会社がどこまでOKか分かりませんが業務の効率をあげる何かしらの参考になれば幸いです。
【仕事の業務効率を落とす装備品】
■ネクタイ(業務効率−10%)
最近は、夏以外でもネクタイしなくても良いという慣習が少しずつ広まりつつありますが、まだまだネクタイしていれば、評価される慣習は残っています。
ネクタイをしている人がいるとネクタイをしていない人がルーズに見えます。
その結果、いまだにネクタイを外せない会社員は、多いのではないでしょうか?
ネクタイに慣れると別にきつくないと感じる人がいますが、それは慣れているだけです。
手錠かけられて1か月も生活すれば、慣れるのと同じです。
真夏季節にスーツにシャツにネクタイにマスクして営業。
業務効率を落としていると思いませんか?
■スーツ(業務効率−5%)
ネクタイとセットになっていますがスーツも業務効率を低下させます。
最近のスーツは、機能性重視で伸びる素材が人気です。
私は、8月の真夏の暑い中スーツを着て汗だくになりながら外回りしていました。
スーツは、肩回りの機動性が低いので肩こりにもつながり体力を奪ってきます。
着ているだけで、疲れやすくなります。
スーツではなくビジネスカジュアルをOKとする会社も増えてきています。
会社の業績を上げる効率を考えれば当然の流れです。
■革靴(業務効率−5%)
革靴の機能性は、終わっています。
すぐに汚れて痛み、臭くなって洗えない。
歩く際にもランニングシューズと比較して体力の消耗具合は1.5倍です。
証券会社の仕事が出来る先輩も革靴が疲れるので、支店内ではスリッパにして履いていたのでしょう。
また今、デスクワークしている方は、靴を脱いで働いてみる事をおススメします。
今、私は、会社に出社して机に座ったらまずは、靴を脱ぎます(ランニングシューズ)
机の下には、低反発性の枕を置いてフットレストにして靴下で仕事です。
今、このメルマガに靴脱いで書いています。
これで業務効率は5%アップです。
トイレなど席を立つ際は、下記のルームスリッパです。
■BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)スリッパ
https://amzn.to/3fMg6vg
そして手ぶらで出社して荷物が無いので帰りは、ランニングシューズで、運動がてら走って帰る事も可能です。
などなど
身に着ける装備品や会社内の慣習を見直す事で日本の会社の業務の生産性は、10〜20%程度アップするのではないでしょうか?
本日は、私個人が楽な事をお伝えしましたが言いたい事は、ネクタイ文化を廃止しようではありません。
その人個人が働きやすい環境を会社が認めて、最大限のパフォーマンスを発揮させる慣習を認ようです。
近年、日本の労働生産性が低い事が少しずつ問題になっています。
しかし私も過去に会社員やっていましたが私の本来100%の実力を出し切れる職場環境ではありませんでした。
アメリカのシリコンバレーでは、みんな自由な場所で自由な恰好で自由に働いている会社が多いです。
立ってパソコンしているエンジニアもいれば、ハンモックに揺れながらアイデアまとめている人もいます。
それぞれの社員個人が一番業務効率を上げる方法で仕事をしているのです。
そしてそれが許される慣習があります。
これがとても大きいです。
皆様の職場の中で、机が綺麗に並びみんな座って仕事している中において自分だけ立って、仕事する事は出来ますか?
上司「何立ってやってんだ!座れ!」
あなた「立ってやった方が業務効率が上がります!」
そんな事中々言えず、難しいと思います。
みんな座っていれば、自分も座って仕事する。
日本では、他の人と異なるやり方を認めない人も多くいます。
会社勤めの方は、その会社の空気があると思うのでどこまで出来るか分かりませんが、仕事中に身に着ける装備品や慣習によって業務効率が上下する事、事実です。
一定のルールは必要ですが、個人のパフォーマンスを最も発揮できる状況を良しとする考え方を日本企業が取り入れると社内で業務効率アップする事でしょう。
改善提案の決定権を持っている方がいた場合、会社の業績アップのため何かヒントになれば幸いです。
お客や社風に影響の無い範囲内で仕事に集中出来る格好で働く事が業務効率を高め会社の利益につなげていきましょう。
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Source: サヤトレ