株式会社サヤトレの増田です。

本日は、前回に引き続き「投資の正しい知識」をテーマにお届けします。

前回、投資初心者は(商業出版の)本をまずは、読む事をおススメしました。

通常、書籍の出版には、出版社と多くの人が関わり間違っている内容が少ないので正しい投資の知識を得られる可能性が高いからです。

【参考記事】

とは言え投資本と言っても山のように数があります。

投資初心者は、どんな本を読めば良いのか?

本日は、そのコツやポイントを3つお届けします。

【初心者向けの投資本選びのポイント】

■分かりやすい内容の本を選ぶ

■投資家本人が書いた本を選ぶ

■2010年以降(リーマンショック以降)に出版された本を選ぶ

1つ目のポイントは「分かりやすさ」です。

投資初心者の場合、これが一番重要です。

基本的に投資や金融の話は、難しく面白くありません。

「難しい」「面白くない」

まずこれが基本なので、多くの投資本は、この初心者狩りで潰されて終了します。

読んでいて意味が分からない文章を我慢して読むなんて無理です。

未だに私でも読んでいて意味を理解出来ない投資の本は、沢山あります。

そんな本を我慢して読む必要なんてありません。

自分にとって分かるレベルで解説してくれる本を読みましょう。

活字が苦手な方には「マンガ形式」の本がおススメです。

マンガは、ストーリー仕立てになっているのでストーリーが面白いと読みやすいです。

下記、私がおススメの初心者向けの書籍です。

【経済の基本が分かる本】

■カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 日本経済編
https://amzn.to/2qeynKO

■カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 世界経済編
https://amzn.to/2Qgnym9

【投資・金融が分かるマンガ】
■マンガでわかる株式投資! 女子高生株塾
https://amzn.to/2Gja82E

■マンガでわかるこんなに危ない! ?消費増税
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■マンガ 恋する株式相場! ゼロからわかる! 投資入門
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2つ目のポイントは「投資家本人が書いた本」です。

世の中の投資や経済の本の多くは、次のような職業の人が書いています。

■金融機関の職員(銀行・証券・資産運用会社)

■経済評論家・〇〇大学教授・コメンテーター

■FP(ファイナンシャルプランナー)

上記のような方々は、お金の専門家や投資のプロなどの肩書きで金融に関する職業で仕事をしているケースが多いです。

ポイント1の内容が難しくなるのもこのような方が書く本が多いです。

もちろん本を出版出来る豊富なお金の知識をお持ちなのですが、実際に本人が自分のお金で投資をして相場で稼いでいる訳ではありません。

ファンドで人のお金を何百億円運用している人でも自分のお金が10万円損するとアタフタするかもしれません。

そもそも金融機関で働いている人は、自己資金で投資した経験が無い方がほとんどです。

個人投資家が10万円失う辛さを彼らは、経験していないので知りません。

そんな方に上から目線で投資や相場について教えられても私個人は、正直全く響きません。

個人投資家に大切な事は、実際に相場で戦っている個人投資家にしか分からない。

私は、そう考えています。

よって「金融や投資の専門家」が書いた本よりも「実際に投資をしている個人」が書いた本の方が勉強になる事が多く書かれている可能性が高いです。

私の友人である野田さんもその一人です。

職人気質な方ですが、彼自身がトレーダーです。

私の友人なので実力は、本物です。

FXチャート最強実戦集 まずは副業で月10万!
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その他、日本で最も有名な個人投資家としてはcisさん。

最近、出た本なのですが書いてある書いてある内容は、本当にシビレました!!

内容自体は、分かりやすく簡単なのですが投資初心者が読んでも内容の凄さは、おそらく伝わらないかもしれません。

投資経験が長く、過去の相場の歴史を知っている方は、当時リアルタイムにcisさんが何を考えて、どう動いて個人で数百億円を投資で稼いだのか書かれていて興奮します。

おススメの1冊です!

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学
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そして世界に出るともっとスケールが上がります。

エンジェル投資家
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書かれている内容は、ベンチャー投資なので上級者向きですが、本人が投資家なので投資先選定の話やシリコンバレーの凄さなど読んでいてとてもワクワクしました。

投資戦略は、個人投資家向けではありませんが投資家としては、意識を高める事が出来るのでどこかのタイミングで読んでみて欲しいです。

そして3つ目の最後が「2010年以降に出版された本」です。

適当に2010年としていますがお伝えしたい事は、リーマンショック以降に出版が計画されて執筆された本であるという事です。

本を出版されるまでには、時間がかかります。

早くても6ヶ月はかかるでしょう。

執筆スタートから世の中に出るまで1年以上かかるケースもあります。

投資は、過去の経験やデータを元に執筆されるので、過去最大の金融危機であるリーマンショック前の金融のデータで書かれている本の多くは、今現在効果が薄れているケースが多くあるのです。

もしくは、全く役に立たない可能性もあるので読んでも時間の無駄どころか、マイナスになるリスクもあります。

過去に作られた金融の教科書の内容は、現在では、間違っている可能性があります。

過去、何度もお伝えしておりますが金融市場のルールは、日々変化しています。

2012年にアベノミクスがスタートする前と後では、日本の株式市場のルールも変わっているのです。

お金を無限に印刷できる日本銀行が日本の株価が下がると日経平均を買って買い支える。

日銀が上場企業の5割で大株主になるなんて2012年より前は、考えられなかったルールです。

金融市場のルールは、今後も変わり続けます。

2020年最新版の金融市場のルールを理解して個人投資家は、そのルール変更についていかなければなりません。

過去の歴史を学ぶ事は、重要ですが投資初心者の場合は、まずは最新の金融市場のルールで書かれた比較的出版の日付が新しい本を選ぶ事をおススメします。

以上3点が初心者向けの投資本選びのポイントです。

皆様の資産運用のヒントになれば幸いです。

【初心者向けの投資本選びのポイント】

■分かりやすい内容の本を選ぶ

■投資家本人が書いた本を選ぶ

■2010年以降(リーマンショック以降)に出版された本を選ぶ

■個人投資家が選んだお勧め投資書籍100冊
⇒ https://investars.jp/theme/pdf/book.pdf

Source: サヤトレ

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