【サヤトレ通信 第1638号】

株式会社サヤトレの増田です。

先日、メルマガ読者の方から相場について
私の意見を書いて欲しいと感想をいただきました。

過去に何度かお伝えした事がありますが
正直なところ私は、株価をほとんど見ていません。

日経平均くらいは把握していますが
トヨタ株の値段を私は把握していません。

世の中のほとんどの人はご存知ないですが
サヤ取り投資であれば株価を確認しなくても
投資で利益を出す事は可能です。

この企業の株は1000円が安い・1500円は高いなど
判断せずにテクニカル重視で考えるタイプです。

投資に費やす時間は出来るだけ
短くして仕事で働く事が私の考えです。

よって相場について語れるほど
最近のマーケットを追えていませんが
直近数年の日本の株式相場に関する
私の考えをお届けしたいと思います。

まず今の日本の景気全体は非常に良くて
大変好調であると私は考えています。

中には景気悪いと感じている方も
いると思いますがそのような方は
下記の記事をお読みください。

■参考記事 労働者から資本家へ
http://sayatore.com/blog/2018/04/23/8257

これは企業の決算を見ても分かるように
輸出企業を中心に過去最高益となり海外企業を
買収するなど「お金が余りまくっている状態です」

金余り状態で行き場を無くしたお金が
どこに向かうか考えるとリスク資産です。

お金が余っている所では、無くなってもいいので
もっと増やしたいと考えるので押し目下落はありますが
基本的には、強い相場が続くのではないかと考えています。

そんな中で強い相場を壊す
大きな懸念点が3つあります。

■1つ目が2020年を節目とした日本の希望

■2つ目がアメリカを震源とする金融危機

■3つ目は日本の政治問題

今、日本は2020年のオリンピックを
目標(希望)として夢がある状態が続いています。

しかし私は、2020年以降の
日本国民の未来に悲観しています。
(日本の企業には悲観していない)

過去オリンピック開催国が開催後に経済が
失速していくのと同じようになる可能性は
結構高いと私は考えています。

これは株だけの話ではなく不動産などの
土地価格も一気に下がると思います。

日本人の人口が思いっきり減っているんですから
一部の人気例外地域を除いて不動産は下落するでしょう。

そして2点目は、アメリカを中心として
発動する世界的金融危機の到来です。

サブプライムローンから派生した
リーマンショックから10年経ち
多くの投資家が金融危機を忘れています。

リーマンショックを経験していない
投資家も増えてきているでしょう。

こればかりは経験がないと分かりませんが
金融危機は、ある日突然何かのきっかけに訪れます。

相場は、ある日を境に一気に暴落するのです。

ずっと株価が上がって上昇してきたので
買い一色だった投資家が焼き払われて
リセットされるのです。

投資家目線の私は、不謹慎かもしれませんが
今後、大暴落が来た際には、自分は上手く逃げて
むしろ大きな資産を築ける投資家のレベルに
達している可能性もあるかもしれない考えています。

株価が下がるのであれば空売りや
オプションを使う事で儲ける事は可能です。

そのような暴落の震源に関しては
アメリカ経済の動向を確認しておくことが重要です。

日本人の投資家であってもぜひアメリカの
動きだけは要注意しておく事をお勧めします。

最後3つ目は、今の政治が揉めている事が
長引き再度、政権交代などが発生するリスクです。

株の値動きの9割は政治次第です。

株価が好調で安定稼働しているのを
リセットするような事が起これば
どっちに動くかは読めません。

情報をまとめると・・・

■日本の大企業中心に好決算が金余り状態

■金余りが続く限り、強い相場が続くであろう

■日本の長期的な経済は、非常に危うい事になる
(プレミアムの内容ですが危ういのは「国民」で企業は海外で稼ぎ続ける)

■日本経済は、2020年を節目にしんどくなる?

■アメリカを中心とした金融危機が起これば一撃で株価は半額以下になる

■世界の中心であるアメリカ経済の動向を追っておいた方がいい。

■政治に大きな動きがあればリスクである。

以上、直近の私が考える2018年~2020年のザックリとした相場感です。

凄いありきたりで全てご存知と思いますが
何かしら少しでもヒントになれば幸いです。

Source: サヤトレ

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