【サヤトレ通信 第1572号】
株式会社サヤトレの増田です。
職業柄毎日インターネットを使い
ビジネスについて考えています。
ここ10年間でネット業界では
栄枯盛衰で様々な変化がありました。
最も大きい変化としてはネットが
パソコンからスマホにシフトした事です。
しかしそれ以外にも小さな変化は
ネット上で常に起こり続けています。
■有名人を匿名で叩いていじめる炎上
■自撮りなどの写真をネットに上げていいねの獲得
■個人が面白い動画を配信して視聴者の獲得
などなど
ネット業界はいい事もあれば悪い事もありますが
これから先も切り離す事は出来ない重要なインフラです。
特に最近の傾向としてはネット上における
「個人」の発信力が強くなっているように感じます。
ひと昔前の証券会社では社内にて
推奨銘柄を決めて株価を上げていました。
証券会社が買い推奨をレポートで公表して
その銘柄をお得意様に先に教えて仕込んでもらい
レポートを読んだ投資家(通称いなご)が実際に
購入して株価を上げるというイメージです。
証券会社のような投資家を顧客に持った
大きな組織だからこそ出来る力技です。
しかし現在SNSを使えば証券会社ではなくても
個人で同じような事が出来るくらい情報は拡散します。
カリスマ投資家的な人がツイッターで呟けば
翌日にストップ高するくらい買い注文が集まるのです。
下手すると金融機関のレポートよりも
フォロワー数を持っている個人の方が
相場を動かす影響力があるかもしれません。
一人1台スマホを保有して
そのまま投資が可能になった今
投資のルールや戦略も少しずつ変化しているのです。
私が好きなダーウィンの言葉があります。
『最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である』
ネット回線が全世界の個人の手の中に行き渡った今
フィンテックブームによって小さいベンチャーが
金融関連のビジネスに続々と参入しています。
従来の投資のやり方で上手くいっていた方からすれば
面白くないので潰したいと思うかもしれませんが
国や政府が止められないステージにまで発展しました。
投資のやり方や方法に関しても
これから一気に変わる事でしょう。
私はこの金融の大きな変化に関して
毎日ワクワクしながら働いています。
メルマガ読者様は、どう感じますでしょうか?
いくら今、強者であったとしても時代の変化に
対応出来ないと衰退していくかもしれません。
ご参考にしていただければ幸いです。
Source: サヤトレ