【サヤトレ通信 第1573号】

株式会社サヤトレの増田です。

昨年から日本国内を旅する機会を増やしています。

東京から大阪に出張する際も
あえて京都に寄るなどして効率的に
その周辺の地域を観て回るのです。

東京にいると気が付かない地方の魅力や
地方を拠点に出店しているお店など
日本全体の経済の流れなども感じ取る事が出来ます。

ここ数年で統計データだけではなく
訪日外国人観光客の増加を年々感じます。

東京・大阪はこれまでも多かったですが
最近は、沢山の外国人が地方にも訪れています。

数が多くなり過ぎて最近はあまり
ニュースで聞かなくなりましたが
訪日外国人観光客の推移は倍々と
増加しているみたいです。

震災のように大きな影響がない限り
2018年や2019年、そしてオリンピックの
2020年までは高値を更新し続ける事でしょう。

日本の観光産業は、今絶好調です。

観光名所によっては日本人相手ではなく
外国人を顧客ターゲットに商売をしている
お店も近年は、増加しています。

■参考記事
http://sayatore.com/blog/2016/05/20/6639

今、お店では・・・

■店員が外国語を話せる

■外国語のメニュー表がある

とても重要なポイントになるでしょう。

先日、観光業に携わる方が
次のような事を言っていました。

「今、外国人が日本に沢山訪れている事は
将来の日本経済にとって大きなチャンスである。

政治的に日本を批判している国はありますが
外国人が日本に来て好きになってもらえる事で
10年後に日本の印象は大きく変わると思う。」

その方の話を聞いて本当にその通りであると私は感じました。

日本に訪れている外国人のほとんどが
中国や韓国など近くのアジア圏が中心です。

メルマガ読者様も旅行で経験した事あると思います。

・出会った人が優しかった。

・食べた物がとても美味しかった。

・見た景色がとてもキレイだった。

上記のような経験でその地域の印象は決まります。

私が過去にカナダに行った際に
キレイな景色や安心美味しい名物を食べて
レストランの店員の接客が良かった事で
カナダに対するイメージが、とても良くなりました。

旅行で経済的に高いお金はかかりましたが
短期間の旅行ではお金よりも経験の方が大切です。

遠方に旅行した際の一日と
自宅で過ごす一日の価値は異なります。

旅行の一日の方が価値が高く失敗のリスクは避けたいです。

少し高いお金を払ってもハズレのないお店で
最高のサービスを受けたいと思うのが旅行者の心理です。

日本に訪れる外国人が日本に満足してまた来たいと
思ってもらえて日本のファンを増やして行くことで
10年後の外交の在り方も変わって来る事でしょう。

街中で外国人観光客が道に迷って
困っているのを見つけたら一声かけて助ける。

それだけの心遣いでその旅行者は
自国に戻って日本の素晴らしさを
SNSで世界中に広めてくれるかもしれません。

日本は世界一イメージが良い国となり
世界中から憧れられる観光大国になれる
十分な可能性を秘めていると私は感じました。

そのためには私達国民の一人一人が
外国人観光客に対して優しく接する
心遣いが必要ではないでしょうか?

10年後の日本経済を良くするのは
私達個人のおもてなしの心遣いかもしれません。

Source: サヤトレ

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