株式会社サヤトレの増田です。

本日は「ビッグデータ」をテーマにお届けします。

本日の内容は、弊社の有料会員限定に
お送りしているサヤトレ通信プレミアムにて
送ろうと思いましたが旬が過ぎそうなので
特別に無料版のサヤトレ通信にてお届けします。

最近ニュースなどでも頻繁に言われるように
なってきましたが情報やデータが莫大な
収益を産み出す情報化社会になっています。

このような企業が持つ大量のデータを
ビッグデータと呼びます。

【参考記事】

「ビッグデータ」と「AI」が組み合わされば
そのデータは、大きなビジネスになるのです。

ビッグデータを保有している有名な
世界企業の4つを通称「GAFA」と呼んでいます。

GAFAとは下記の企業の頭文字で呼ばれています。

■G:Google(グーグル)

■A:Apple(アップル)

■F:Facebook(フェイスブック)

■A:Amazon(アマゾン)

これらの4つの企業が保有している
ビッグデータの価値は恐ろしいです。

悪い使い方をすれば、戦争も起こせるでしょう。

本当に莫大な力(データ)を持っています。

各企業が持っているデータの
特徴について簡単にお伝えします。

■Google(グーグル)
世界中の人達の「検索履歴」を保有しています。

例えば10年前にあなたがネットで
検索した単語はもちろん忘れません。

過去全ての「検索単語」をGoogleはアカウントで
個人と紐づけてデータとして保有しているのです。

私が学生時代にニキビで悩んでいた時
「ニキビ 治し方」とググっているので
Googleは、私がスキンケアで悩んでいた
コンプレックスを知っているのです。

個人の検索履歴を見れば・・・
その人がどんな人物かなど
だいたいの事は、分かりますよね。

おまけにGoogleはスマホも作っているので
GPSにて個人の位置情報も取得しています。

あなたが今どこにいるのか?

世界中の人がどのように移動をして
どこに沢山集まっているのか?

Google社は、全て把握しているのです。

■Apple(アップル)

AppleもGoogleと同じくiPhoneという
スマホ端末によって個人のアプリ使用や
閲覧サイトや位置情報などスマホで行える
全てのデータを所有しています。

現状Googleのようにそれらの情報を活かした
サービスをしている特色は、個人的には
薄いように感じています。

iPhoneというプラットフォームを使う事で
そのデータはApple社の莫大な資産となります。

■Facebook(フェイスブック)

世界中の個人の生活や交流情報を保有しています。

誰と誰が仲良いかはもちろんのこと
過去に1度押した「いいね!」から
その人が好む傾向を分析しています。

数回の「いいね!」クリックでFacebookは
あなたの家族よりもあなたの好みや趣味嗜好
物事の考え方を統計で分析して把握しています。

そしてFacebook上でその人に合った情報を
表示する事によって世論を変える事も可能です。

アメリカのトランプ大統領が選挙に当選した
要因としてFacebookの関与が疑われています。

Facebookは、ユーザーの頭の良さも把握しています。

頭の良い人には、トランプ大統領に有利となる
「論理的な情報」を多く出してメリットを伝える。

頭が悪い人には、そのような方が喜びそうな
情報を多く出るように個人によってフェードを変え
世論をFacebookを使いトランプが当選するように
誘導したと疑われています。(犯罪ではありません)

しかし最近Facebookは、それらの疑惑や
個人情報の流出にて世間からの信用を
大きく落としています。

Facebookがその気になれば・・・

アメリカの大統領の当選や悪い使い方をすれば戦争やテロなど
引き起こす事も出来る巨大な力を持っている民間企業なのです。

ちょっと怖いですよね?

■Amazon(アマゾン)

世界中の個人の購買データを保有しています。

世界中で何がいつどこでどれだけ売れたのか?

Amazonは知っているのです。

実はこの「購買データ」というのは
投資という側面において半端ないメリットがあります。

有料版メルマガのサヤトレ通信プレミアムにて
「POSレジのデータを分析して株価を予測する
というクローズドな情報をお届けしていました。

今リアルタイムに売れまくっている
新しい商品があった場合にそのデータは
投資に有益な指標になると思いませんか?

Amazonは世界中で最も売れている
商品の販売データを保有しているのです。

仮に商品の売れ行きは好調であるにも関わらず
その会社の株価が全く上がっていない場合は
Amazonが先回りして投資することも可能です。

Amazonは、未来の株価予測が出来るのです。

またAmazonは毎月の購買情報から
金融資産額などの与信データも分かります。

毎月Amazonで100万円使う人がいたとします。

その人、絶対お金持ちですよね?

購買データは、投資はもちろんの事
金融全般に活かす事が可能なのです。

(GAFAの特徴説明は以上です)

普段何気なく利用しているサービスですが
そのプラットフォームを運営している会社には
ビッグデータが集まり大きな価値となっています。

それでは日本企業の中でGAFAのような
ビッグデータを貯めている企業を思いつきますか?

残念ですがパッと思い付きませんよね。

メッセージアプリのLineがいい線いってますが
個人間のメッセージのやり取りをLine社に
監視されていたら気持ち悪いですよね。

先日ご紹介したQR決済サービスのPayPayは
日本でQR決済での購買データを貯めている状況です。

【参考記事】

キャッシュレス決済周りのビッグデータがあれば
そのデータを使い、また色々と新しいビジネスを
展開出来るようになる事でしょう。

本日は、GAFAを中心にプラットフォームを
運営する企業が持っているビッグデータの
価値についてお届けしました。

ここ10年程度で登場してきた
比較的新しいビジネスモデルです。

まだご存知無い方は投資や資産運用の
ヒントにしていただければ幸いです。

本日の内容はサヤトレ通信プレミアムの
記事クオリティーと同じレベルの内容です。

2018年に投資で利益が出ている方は
投資の経費でぜひサヤトレ通信プレミアムの
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【本日のマネー実践タスク】

GAFA以外にビッグデータを
保有している企業を探しましょう。

そしてその会社の株価を確認しましょう。

Source: サヤトレ

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