株式会社サヤトレの増田です。
本日は、「仕事と収入」をテーマにお届けします。
昨日のメルマガの内容の反響が大きかったです。
改めて読み返すと総合証券会社の支店勤務を愚弄にする内容にも取れるので少し書き過ぎたと反省しておりますが当時の私は、そう思っていました。
先輩社員に理不尽に殴られても自分が本社に呼ばれていない能力不足が原因である。
本社勤めの優秀な人は、そんな犯罪はしない。
今、殴られたらすぐに警察と弁護士に相談しますが当時は、人に殴られても自己責任と考える変わり者だったのです。
■証券会社の先輩に殴られても自己責任という考え方
http://sayatore.com/blog/2019/10/09/10628
昨日の記事にて「好きな仕事」と「収入」に関する内容を少し書きましたが本日は、こちらを深堀りします。
世の中働く多くの人が「好きな仕事」と「収入」を天秤にかけて生活しています。
マンガ家・お笑い芸人・アイドル・スポーツ選手など自分のやりたい仕事を夢として頑張っている人は多いです。
私は、上記のように自分のやりたい仕事を一生懸命頑張っている人をとてもカッコ良く感じます。
しかし、好きな仕事を自ら選んで働いている人が自分の手取り14万円の低さを社会や政治家のせいにして文句を言っていたらどうでしょうか?
厳しいかもしれませんが私は、その人自身の責任だと思います。
これは、世間一般で給料が低いと言われている保育士、介護士、美容師、飲食、サービス業など全ての職業において同じ事が言えると思います。
子供が好きで保育士になりたいと思い資格を取り自分が好きな仕事の保育士なったことでしょう。
保育士になれた方の裏側には、自分も保育士になりたかったけど給料が低い現実から保育士になる夢を諦めていった多くの人がいるのです。
自分が本当にやりたい仕事は、保育士だけど生活や収入を優先にして嫌いな仕事を我慢している。
誰もが自分の好きな仕事につけるとは限りません。
現実、そういった方の方が多いのではないでしょうか?
「やりたい仕事(夢)」VS「収入(生活)」
上記を天秤にかけて多くの人が収入を優先して働く事で社会が回っているのです。
そしてやりたい事も夢も目標も無く、ただ楽してお金だけは、沢山欲しい。
そういった方も多いと思います。
そういう考えの方にぜひ覚えていただきたいのは、労働者が受け取るお金は、基本その労働者が産み出したお金に比例するという資本主義のルールです。
毎月1000万円の利益を会社にもたらす社員が手取り14万円という事は、まずあり得ません。
そんな優秀な社員がいれば、経営者は、その社員の待遇をもっと高めるはずです。
その社員が長く会社にいて欲しと考えるからです。
ブラック企業で社員を奴隷と考えている例外もありますが、基本的に会社員の給料は、その社員がもたらす利益に比例します。
優秀で能力が高く沢山の人の役に立って沢山のお金を稼ぐ人は、高い給料で転職するのです。
そして労働者目線では、気づきにくいですが経営側目線では、社員が稼ぐお金よりも支払う給料の方が大きい赤字社員を抱えるリスクがあります。
手取り14万円という数字だけみて少ないと怒る人もいますが、実際には、その社員が全く稼がずに会社に貢献しない赤字社員かもしれません。
優しい社長が赤字社員だけど12年間解雇せずに手取り14万円で雇用を維持している可能性もあります。
本日の内容をまとめます。
■「やりたい仕事(夢)」VS「収入(生活)」どちらを選ぶかは自由
■多くの人は、収入を選んで我慢して働いている(これで社会が回っている)
■好きな仕事を選んでいる場合、収入が少ない事を人のせいにしてはいけない。
■やりたい仕事ではなく、収入を選んで低収入な方の場合、その人は、会社に利益をもたらしていない可能性が高い
■労働者への対価は、基本労働者が稼ぐ利益に比例して大きくなる。
■経営側は、1円も稼がない社員に毎月14万円の給料を支払うリスクもある。
「やりたい仕事(夢)」VS「収入(生活)」のどちらを取るかは、人によって異なり正解はありません。
立場によって意見が分かれる難しい選択です。
あなたは、どちらを選びますか?
Source: サヤトレ