株式会社サヤトレの増田です。
本日は「日本政府は有能なのか?」をテーマにお届けします。
私は、10代後半から20代前半まで政治に対して強い興味がありました。
日本全体が良くなればいいなと強く思っていたのですが、起業した20代半ば以降は、私個人が日本全体を考えて心配してもあまり意味が無い。
それよりも「個人」を高めて強化する思考にシフトチェンジしています。
歳を重ね社会について学び視野は広がります。
10代では見えなかった社会の仕組みや裏側が見えるようになってきました。
非効率な仕組みや制度があったとしてもそれを変えられない理由や背景がある。
そして20代前半策士の私は、裏の裏の裏を考えるようになります。
策士が策に溺れて深読みし過ぎるイメージです。
例えば、直近の具体例で解説します。
直近ニュースになった渋谷区の若者向けワクチン接種のルールで多くの人が並び密を作った事例です。
先着順というルールで渋谷に大行列の密が発生します。
その後、来た人に抽選してもらう方式に変更。
結果は、もちろん大行列です。
皆様からすれば、もっと良い密にならないやり方があった。
そう感じませんでしょうか?
私もそう思います。
愚策と考える事も出来ますが、20代前半の裏の裏の裏を読む私は、次のように考えていたかもしれません。
【20代前半の増田の思考】
■国の政策を考えている人達は超有能
↓
■国民全体にワクチン接種を促したい
↓
■ワクチンは、打ちたくても打てない希少な物である印象操作を戦略
↓
■渋谷で受けられるワクチンに大行列を作らせてニュースにしてメディア報道
↓
■ワクチンは、抽選の当たりで打ちたくても打てないと全国に告知(広告費ゼロ)
↓
■行列作って愚策と言われるけれど、ワクチン接種率を高める方が大事
↓
■その後すぐにルール変更してSNSでの抽選ルールに改善。
(数日で改善しています)
こんなイメージです。
実際にワクチン接種の抽選確率は、非常に低く、抽選で当たった人は、超ラッキーでSNSにつぶやきます。
東京都は、ワクチン接種をネガティブに考える人達にワクチン接種に向けた10億円の広告費を用意しています。
限られた10億円の予算の中で沢山の人にワクチンを打ってもらうためには、どういう戦略を取れば良いのか?
考える仕事の公務員がいるのです。
ワクチン接種に密を作って並ばせる仕組みを愚策と言う声も沢山あります。
しかし若者への接種率を高めるための広告マーケティングと考えた場合には、コスパの良いプロポーションとしたら大成功です。
賢いエリートの人達が渋谷のワクチン接種で行列作らせる事でテレビのニュースで取り上げてもらいワクチンが大人気で希少な事を広告しよう。
もしかして賢い人のプロモーションで作戦通りになっているのではないか?
そんなイメージで色々と深読みしていたのです。
皆様にこの発想は、ありましたでしょうか?
20代の私は、国や上場企業のPRなど裏の裏の裏を読むクセが出来ています。
中々のひねくれ者ですね。
何でもかんでも国の情報を信じて受け入れるのは危険ですが、裏の裏を勝手に読み過ぎる過去の私みたいになるのも危険です。
■10代の増田「行列作って並ばせるなんて愚策」
■20代の増田「ワクチン接種率を高めるための高度な広告戦略」
■30代以降〜「正解が分かった(サヤトレ通信プレミアムにて)」
30歳を過ぎ頃、正解が分かりました。
私の結論は、サヤトレ通信プレミアムにてお届けします。
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世の中、ワクチンに対してリスクを取って行列に並ぶ人もいれば、お金をもらっても絶対に受けたくないと考える人もいます。
個人個人に色んな考え方があります。
そんな国民に対して、10億円の広告費を用意してワクチンを接種を促す政府。
頭を使いスピードも求められる大変な仕事だす。
コロナ禍の今、私達個人が出来る事は、限られていますがそれぞれの個人に出来る努力をして感染を防いでいきましょう。
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Source: サヤトレ