株式会社サヤトレの増田です。

本日は「サイバー攻撃」をテーマにお届けします。

近年、企業を狙ったサイバー攻撃が増え続けています。

海外の大手インフラ企業がサイバー攻撃でシステムを停止した事がニュースになっています。

ガソリン価格が上がるほどの影響です。

弊社もITサービスを提供しているのでサイバー攻撃は、他人事ではありません。

エンジニアに協力してもらい守りを固めています。

最悪のケースも想定してお客様の個人情報を預からない仕組みを取っています。

サイバー攻撃をする側は、守りの薄い壁1点を見つけて槍でついて攻撃して破り中に入ってきます。

大企業の場合1人の社員が攻撃側のメールを開く。

これだけでウイルスに感染するリスクです。

しかし守る側としては攻撃側と違って360度厚い壁を作って守り、社員全員がセキュリティー意識を高めないといけません。

そしてどれだけ守っても社内から裏切り者が出るリスクもあります。

攻撃よりも守る方が難しく多大な手間がかかるのがサイバー攻撃対策です。

世界レベルのセキュリティーでもクラックされる状況です。

サイバー攻撃対策やホワイトハッカー(攻撃から守るエンジニア)は、今後、注目の職業ではないでしょうか。

またクラッカー(攻撃する側)は、なぜ企業のサーバーを攻撃するのでしょうか?

こんな事が出来る人は、頭が良い人です。

人に迷惑をかけて楽しんでいる訳ではありません。

企業のサーバーを攻撃して情報を入手した後に身代金(お金)を手に入れる目的に行っています。

クラッカーは、お金目的のビジネスとして企業のサーバーを攻撃しているのです。

大企業が上手く火消ししているのであまりニュースになっておりませんが直近では、カプコンやキーエンスがサイバー攻撃を受けて情報流出されています。

カプコンは、私が愛するゲームのモンスターハンターの情報も盗まれて発売前に全世界に公開されてしまいました。

任天堂(Switch)との独占契約に関する内容も漏れてしまっています。

■カプコンIR
https://www.capcom.co.jp/ir/news/html/210112.html

キーエンスでもキーエンス社員や家族のパスポート写真が攻撃したクラッカーによって世界に公開されています。

このようにクラッカーは、大企業のサーバーに入り内部の情報を盗み、その情報を少しずつ公開していきます。

その情報流出を辞めて欲しければ、企業にお金を支払うように要求するのです。

カプコンやキーエンスの立場からしたら1億円お金払って穏便に火消ししたいと思うかもしれません。

クラッカーは、お金を払ってくれないならば・・・

次は、この重要な情報出しちゃうよー。

情報を流出させられるほど企業価値は下がっていきます。

クラッカーは、企業を脅して身代金を要求するのです。

本当に悪い奴らですね。

私達一般モラルを持った者からすると、そんな才能があるならば正義のために使えよ。

そう思う方も多いと思います。

実際に攻撃から守るホワイトハッカーもいますが企業が正義のホワイトハッカーに支払う報酬よりも悪側のクラッカーになって盗む方が儲かってしまう。

この構造がサイバー攻撃を増やしている可能性があります。

日本でもプログラミングの授業によってIT人材が増えてくることでしょう。

攻撃側から守る事が出来る正義のホワイトハッカー!

企業がホワイトハッカーに対する報酬を高めてみんなから憧れるカッコいい職業。

そういった世の中になれば、日本の防御力も上がるかもしれません。

サイバー攻撃の怖さと対策に関して日本は、遅れている傾向にあります。

みんなが正しい知識と情報を身に着ければ企業も国もその分野に資金を投入します。

サイバー攻撃に関する正しい情報と正義のエンジニアの市場価値について考えてみてください。

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Source: サヤトレ

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