株式会社サヤトレの増田です。
本日は「大手企業の合併」をテーマにお届けします。
昨日、ヤフーとLINEの経営統合が合意され2社の社長が会見を開きました。
両社の社長がお互いのコーポレートカラーのネクタイをつけていて、とてもオシャレですね。
本日は、私の大手企業の合併に対する考えをお届けします。
私は、大手企業の合併に関して、基本とても素晴らしい事だと考えています。
そう考える理由は、大手企業は、ビジネスで戦う際に国内ではなく海外に目を向けるべきだと考えているからです。
私は、日本史が好きなのですが戦国時代、日本国内で領土を奪い合って日々争い殺し合っていた時期がありました。
戦国時代は、日本史でも人気の年代で面白いです。
しかし現代の人であれば、誰もがその時代に生まれたくないですし内戦する事のデメリットは分かると思います。
同じ国内で内戦している間に海外から攻められて敗れた国は、沢山あります。
ビジネスの世界においても日本国内で大手企業まで育ったならば、国内企業同士で殴り合うよりも、手を組んで海外企業と戦う。
こっちの方が日本経済にとって私は、良いと考えています。
今、日本では、多くの技術やサービスが海外企業に負けてしまっています。
ネット通販で考えても楽天やヤフーよりもアメリカ企業のAmazonを使う方は多いでしょう。
そういう私自身もAmazon派なのですが日本のネット通販がAmazonのように海外で活躍出来れば、いいなと感じます。
特に楽天には、頑張って欲しいです。
日本の楽天の売上高は、1年間で約1兆円です。
その一方で中国のネット通販のアリババは、1日の売り上げで4兆円を超えるのです。
日本の楽天の1年間(365日)の売上1兆円を中国のアリババは、1日でその4倍売るのです。
アリババの株式を日本企業のソフトバンクが保有しているので、恩恵はあるかもしれません。
しかし日本で商売をしている人が日本の楽天に出店するよりも中国のアリババで商品を出した方が儲かると気づき日本企業がアリババでの出品に乗り換えています。
日本国内で大手企業が殴り合っている間にアメリカや中国のような力ある国の会社が日本に乗り込んでお客を獲得して世界に広がっているのです。
大手企業に成長するまでは、国内での企業間の競争は大事ですが大手企業まで成長した後は、国内よりも海外の企業と戦って欲しいと私は感じます。
そういう観点から言えば、ヤフーショッピング、アスクル、ZOZOを保有して、アリババの株まで持っているソフトバンクが楽天を手に入れれば、海外のAmazonと戦う力になるかもしれません。
日本企業VS日本企業
上記の構図よりも私個人は・・・
日本代表企業VS海外企業
上記のようなナショナルな戦いを希望しています。
海外企業を排斥するという思想はありませんがビジネスは、勝負に負けて倒産すると終わりです。
Amazonやアリババと個別に戦い勝てる会社は、現状日本にありません。
しかし日本勢の通販会社が組んでそのグループを優秀は経営者が指揮すれば、戦える可能性もあると考えています。
以上、私が考える大手企業が合併した方が良いと考える理由です。
グローバルのビジネスがやりやすいITサービス。
今後の世界の勢力図に注目してみてください。
Source: サヤトレ