株式会社サヤトレの増田です。
本日は「ユニクロ」をテーマにお届けします。
ご説明するまでもありませんがユニクロは、ファーストリテイリング (9983) が運営している日本一の服屋さんです。
私の毎日の基本服は、ユニクロ製品です。
下着、靴下、インナーなど全てユニクロの同じ製品で統一されています。
毎日朝の着替えでどれにしようか?
選ぶ必要がありません。
【参考記事】
本日は、私がユニクロの凄さを知るきっかけと投資家目線から経営に関するポイントをお伝えします。
私がユニクロの凄さを知ったのは、今から10年以上も前になります。
当時、服を作っている職人の方と仲良くなりその服職人がユニクロの製品を絶賛していたのがきっかけです。
その方は、服飾の専門学校を出て毎日、服を作り、将来は、自分のブランドやデザイナーとして活躍する事を目指して服作りを本気で、研究している方です。
私達、素人は、服を買う時にメインに確認するのは、どんな要素でしょうか?
■価格
■ブランド
■自分似合うか
しかし洋服を作っている職人は、素人とは全く見るべきポイントが違います。
その方が見ているのポイントは・・・
■生地
■縫製
■デザイン
上記のような観点から作り手側の目線で服を観ています。
シャツ1枚でも裏返して編み方の縫製方法や縫われている丁寧さや歪みなどを確認します。
素人の私からすると違いが分かりません。
しかし服を作っている職人からすると素材の原価や縫製技術の難しさや丁寧さなど商品を観れば、全てが技術的に分かってしまうのです。
それら作り手側の目線から総合的に考えてユニクロは、世界トップレベルと述べていました。
当時の私は、ユニクロは、価格が安い分、品質やデザインは、そこそこ。
勝手ながら、そんな印象を持っていました。
同じようなイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
しかし10年以上前ですが服作りの専門家がユニクロの凄さを熱く述べている事に対してとても説得力があったのです。
ユニクロの商品は、低価格ながら1枚10万円するようなハイブランドの製品をしっかり研究して真似して取り入れています。
ロゴが入っている事でブランドの歴史や裏側が価格に上乗せされます。
しかしハイブランドの商品とユニクロの商品を単体で考えた場合、布と糸なのでさほど違いはありません。
■増田「ユニクロって凄いんですね!」
■服職人「ユニクロは、素材開発も力入れてハイブランドのデザインから縫製まで研究して真似ている。コスパは、最強」
■増田「でもオシャレな人ってユニクロをバカにする人いますよね?」
■服職人「ユニクロをバカにしている人の方が頭が悪い!良い商品を良いと認められない、もしくは、それが分からない!」
服飾専門の方から上記の話を聞いて以降・・・
私は、ユニクロを見下している人がいるとユニクロの凄さの情報を知らない人。
心のどこかで思ってしまうようになりました。
私達日本人にとっては、ユニクロは、身近にお店があり過ぎて、ユニクロ製品の品質の高さや凄さに中々気がつきません。
しかし商品の品質は、ブランドレベルで一般層の人が買える価格で提供するコスパの高い服屋さんなのです。
実際にユニクロは、商品力の高さを武器として世界中に店舗展開を進めて業績を伸ばしています。
海外では、日本の会社のユニクロは、こんな品質の良い製品をこの価格帯で提供出来るなんて凄いと知られ始めています。
現在ユニクロは、世界のアパレル企業としては、年々、順位を上げて世界3位の位置づけです。
1位のインディテックス(ZARA)、2位のH&Mの次がユニクロです。
私は、ファーストリテイリング (9983)は、将来的にアパレル企業の世界1位を狙える実力が十分ある会社だと考えています。
ユニクロは、遅れながら最近ネット通販もスタートしました。
私のように買う商品が決まっているお客は、店舗に行かなくても、同じ商品をネット通販で買います。
またエアリズムのVネックのTシャツの半袖は、店舗にありますが長袖は、ネット限定商品です。
あまり売れないので店舗に置くスペースは無いけどネット通販であれば、上記のようなニーズを満たすニッチな在庫もネット前提で用意してくれています。
ユニクロの品質の高さが世界に知れ渡り世界でもネット通販が広がっていけば、ユニクロがZARAを越えて、いつか世界一になる日が訪れるかもしれません。
日本企業として世界で戦うファーストリテイリング (9983)に投資家として注目してみてはいかがでしょうか?
資産運用のヒントになれば幸いです。
Source: サヤトレ