株式会社サヤトレの増田です。

本日は「外株と外貨」をテーマにお届けします。

一昨日のメルマガにて外貨に投資するなら米ドルがおススメという内容をお届けしました。

■参考記事
http://sayatore.com/blog/2019/12/02/10716

記事の締めくくりのまとめとして円貯金や日本株をだけではなく米ドルやアメリカ株も資産にいれてはどうでしょうか?

そんな形で締めくくりました。

外貨の話をしていたのにも関わらず最後、外株の話が出てきたので困惑された方もいるかもしれません。

配信後メルマガのご感想にて次のようなご意見をいただきました。

【ご意見】
AppleやGoogleの株式を保有する場合、米ドルで買っても、ユーロで買っても同じでしょう。

本日は、外株と外貨の関係についてお届けします。

まずいただきましたご意見に関して結論をお伝えすると、外株への投資は、現地通貨の為替リスクが発生するので同じではありません。

私達、日本人がアメリカ株を買う際に日本の証券会社で円から購入する事は、可能です。

しかしそれは、証券会社内で円から一度ドルに換えてドルでアメリカ株を購入している流れになっているからです。

外株に投資する事は、為替が関係します。

そしてその損益を円ベースで考えるかドルベースで考えるかは、人それぞれですが日本に住んでいるのであれば、ドルは使えないので最終的にどこかのタイミングで円に戻す必要があります。

よって私は、日本に住む日本人がアメリカ株に投資する際には、円ベースで損益管理する事をおススメしています。

外株に投資するリスクは大きく2つです。

■株価変動リスク

■為替変動リスク

購入した外株の株価がドルベースで上昇すれば、株価変動で利益になります。

しかし同時に為替が円高になっていると損失になってしまう事もあります。

株価は、上昇して10万円の利益が出ていても同時に為替が円高になり10万円損失になれば、円ベースで考えた場合に損益は±0円なのです。

株価は上がり、円安になれば大儲けですが株価は下がり、円高になれば、大損です。

一昨日の記事では、日本円だけの資産ではなく外貨であれば、ドルを持つ事をおススメしました。

そしてせっかくドルを持っているのであれば、そのドルで買える現地の企業に投資しても良いのではないかとお伝えしたかったイメージです。

最後、大きく端折ってしまい外株の話になりましたが株式投資と為替の仕組みやリスクリターンが分かれば、外株投資は、非常に有用な資産運用だと私は感じます。

日本株は、政府や日銀が買い支えているので価格は上昇傾向ですが、いつまで続くか分かりません。

外貨資産としてまずは、米ドルを保有。

そして米ドルだけで物足りない方は、アメリカ株を持つという資産分散も考えてみてはいかがでしょう。

資産運用のヒントになれば幸いです。

Source: サヤトレ

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