株式会社サヤトレの増田です。

本日は「相手の質問に答える難しさ」をテーマにお届けします。

普段の日常生活において
「相手が自分の求めている質問に答えてくれない」

このような状況は、誰でも経験あるでしょう。

イメージとしては、こんな感じです。

上司「週末のプレゼン資料は出来てる?」

部下「今週は、他の打ち合わせと営業が立て込んでバタバタしていました。〇〇さんにも××の業務を手伝ってもらうように依頼していたのですが・・・」

上司の気持ちは「シンプルに質問に答えろ」です。

「週末のプレゼン資料は出来ているか?」

この上司の質問の回答に関しては、基本「はい」or「いいえ」の2択です。

今週、忙しかったとか、全く聞いていません。

「まだ出来ておりません。本日作成します。」

上司は、シンプルに質問に答えて欲しいだけなのです。

しかし質問された側は、言い訳、保身、理解力不足などが混じり合い聞いてもいない事を話したり、論点を変えて、質問に答えない事があります。

その一方で痛い質問をされた政治家や経営者など頭の良い人は、意図的に質問の本質を少しずらして回答する場合もあります。

相手が質問に答えない

これは、背景色々ありますがよくある事です。

先日、電車の駅員さんと私で下記のようなやり取りが実際にありました。

私の欲しい質問に対して女性の事務をしている駅員さんが全然答えてくれません。

私が降りる駅は、終点のターミナル駅で電車の停車場所が沢山ある大きな駅です。

改札は複数あるのですが私が出たい改札口は、基本的にぐるっと遠回りで出るのですが1番線に停車した時のみ、構造上出口が非常に近くなります。

よって私は、自分が乗る駅から終点駅の1番線に止まる電車を知りたかったのです。

おそらく激レアな電車だと想定しています。

これを駅員に教えてもらうため忙しくない時間帯に女性の駅員さんに質問をしました。

増田「〇〇発の急行電車で1番停車に止まる時間の列車を教えてください。」

駅員「急行ですか?1番停車に止まるのは、あんまり無いと思います。」

増田「はい。知っています。なのでどの時間の電車が止まるのか知りたいのです。」

駅員「何時から何時とかありますか?」

増田「朝6時〜9時の間でお願いします。」

駅員「その時間の間ですと6時5分の電車がそうですね。」

増田「その他のも、あると思うので教えてください。」

駅員「その時によって止まる場所は、変わるんですよ。普通とか準急とか急行とかありますので。」

増田「止まる停車場所は決まっていないのですか?その停車場所で空いてる場所にランダムで電車が入るルールですか?」

駅員「いいえ。違います。発射時刻の電車によって止まる場所は、決まっています。」

増田「そうですよね!?なので1番線に入る急行電車を教えて欲しくて今あなたに聞いています。」

駅員「普通停車は違いますよね?」

増田「はい。急行でお願いします。」

駅員「7時10分もそうですね。」

増田「ありがとうございます。(これは知っていた時刻の列車です)他は?」

駅員(数分間一生懸命探しつづける駅員)

増田「今、何時まで探しています?」

駅員「14時代です。」

増田「もう大丈夫ですよ。ありがとうございます。」
(心の声:6〜9時って言ったやん!あなたが時間指定して聞いたんやで!)

増田「つまり朝方1番線に止まる急行列車は、6時5分と7時10分ですね?(確認)」

駅員「いいえ。6時5分は、普通電車です。」

増田「・・・・ありがとうございます。お手数おかけしました。」
(心の声:何回も急行って言ったやん!普通電車は、聞いてへん。)

(以上)

まとめると朝7時10分の急行電車だけが1番線に止まる激レアな電車でした。

私は、この電車を知っていたのでもしかして他の時間もあると考えて教えてもらおうと思い駅員に質問したのです。

しかし駅員から返ってきた答えは・・・

■普通や準急などで止まる場所は変わる(知ってる情報)

■普通電車の時間を言われる。急行が知りたい(不必要な情報)

■聞いていない14時代を調べる検索時間(不必要で時間の無駄)

私が知りたい情報を得るまでに時間がかかりました。

私が求めていた最高の回答としては、次のようなイメージです。

増田「朝6時〜9時で〇〇発の急行電車で1番停車に止まる時間の列車を全て教えてください。」

理想の駅員「7時10分の1つだけですね。急行で1番に止まるのは、珍しいんですよ。」

本日のまとめです。

人は、聞かれた質問に答える事は、意外に難しいという事を自覚する事が大切です。

私が聞いた女性の駅員さんに悪気があった訳でも無能でもありません。

むしろ私の質問の仕方が悪く伝わり辛かった可能性もあります。

本日の内容は、私目線の話ですが駅員さん目線、分かりにくい質問をしてくる頭の悪い客と感じているかもしれません。

■相手の質問に答える回答力

■相手に回答してもらいやすくする質問力

どちらも以外に難しい事を自覚して鍛えていく事が重要だと感じました。

皆様も自分が誰かに質問された際に聞かれていない事を回答していないか?(回答力不足)

反対に上手く質問出来ているか?(質問力不足)

ぜひとも意識してみては、いかがでしょうか?

本日は、投資や金融と関係ない話になりましたが日常生活を快適にしてご自身のスキルアップに役立つ情報としてお役立ていただければ、幸いです。

どうぞよろしくお願いします。

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Source: サヤトレ

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