株式会社サヤトレの増田です。
今週も「中立的なお金の情報」をテーマにお届けします。
お金の相談や情報取得が出来る各金融機関や職業の特徴をお届けします。
本日は、「独立系FP・FA」です。
【お金の相談が出来る金融職業】
■大手銀行
今週は「中立的なお金の情報」をテーマにお届けします。
本日から、各金融機関の特徴に関してお届けします。
【お金の相談が出来る金融職業】
■大手銀行
■総合証券会社
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■総合証券会社
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■ネット証券
■生命保険会社
■地銀・信金・共済
■独立系FP・FA
■投資助言会社
独立系の・・・
FP(ファイナンシャルプランナー)
FA(ファイナンシャルアドバイザー)
まずは、上記の職種について解説します。
FPとは、ファイナンシャルプランナーの略です。
FPは、金融の資格にもなっていて銀行、証券、保険会社など金融系の会社に勤める会社員の多くが保有しています。
本日お伝えする独立系FPの定義は、FPの資格を保有している方や金融系の会社に勤めている会社員でもありません。
お客のライフプランに合わせてお金に関して幅広く相談できるFP業務を中心として生計を立てている独立系のFPの方を定義としてお考えください。
またFPの他にFA(ファイナンシャルアドバイザー)という職業もあります。
FAは、金融商品の販売や資産運用に特化しています。
イメージとしては、完全成果報酬型の証券会社員のようなイメージです。
FPやFAに関する私個人の考えですが生命保険と同じように担当してくれる「担当者個人」がとても重要です。
素晴らしいFPやFAに出会う事が出来れば最高ですが、現状そのような方に出会える確率は、非常に少ないのが現実だと思います。
多くのFPの場合、ライフプランを立てるという名目を取りつつも最終的には、決まった生命保険を販売する保険代理店になっているケースがほとんどです。
30代の方のライフプランと60代の方のライフプランは、大きく異なります。
しかし独立系FPの場合、ライフプランを聞いたり立てたりしてくれますが最終的には、全員が保険を販売する事で売上を立てているのです。
金融業界の立場からするとFPと聞くと保険を売っているイメージを持つ方が多いでしょう。
もちろんFPさんも保険以外に株が債券や投信などの金融商品の販売、相続や節税などの税金や法律に関するアドバイスを行いたいと思っています。
しかし金融商品の販売や税金、法律に関しては、それぞれ別の資格が必要となってしまいます。
FPさん個人が金融、税理士、弁護士など全ての資格を取得する事は困難で出来ません。
またこれは、お客側の問題なのですが世の中多くの個人は、アドバイスや情報に対してお金を支払う事に対するハードルは大きいです。
ライフプランの相談を有料にしてその相談料のみでFPが生計を立てられれば、保険を売らなくてもいいでしょう。
しかし実際は、難しく相談料のみにお金を払う方は、中々いないのです。
よってライフプランの相談は、無料にしてその変わり相談者には、保険を買ってもらうというビジネスモデルが日本のFPでは、主流になっています。
このFPのビジネスモデルに関する問題は、長年ずっと言われ続けております。
最近では、中立的な立場を維持する目的に一切金融商品は、売らずに相談料のみで成り立たせているFP事務所も少しずつ増えています。
中立的なお金の情報を欲しがっている方は、そういった方針のFPに相談すると良いでしょう。
相談料は、そこそこ高いと思いますが真剣にあなたのお金の人生計画の相談に乗ってくれる事は、間違いないでしょう。
長期的に考えると相談料以上に元は取れると思います。
またFAのビジネスモデルもお客が売買する金融商品の手数料の一部が担当者に入る仕組みです。
しかし証券会社にもよりますがFAを利用しているお客が支払う手数料が高くなる訳ではありません。
ネット証券を使って資産運用をしている方でFAをつけている投資家もFAをつけていない投資家も証券会社に支払う手数料は同じです。
そう考えた場合に、考え方にもよりますが優秀なFAを無料でつける事が出来ればラッキーです。
しかしFAから頻繁に手数料稼ぎの回転売買の営業の電話が来たら最悪です。
優秀なFAであれば、もし投資家が投資で大きく間違った行動を取ろうとした場合には、その間違った行動を止めてくれる可能性もあります。
FAは、数年に1度転勤してリセット出来る証券会社員とは違います。
顧客と長期的な長い付き合いとなるので良いFAと出会う事が出来れば、投資で大損を回避する事が出来るかもしれません。
顧客が投資で大損して投資から撤退するとFAの報酬も無くなります。
FAは、長期的に資産を増やし続ける資産運用の提案をしなければならないのです。
しかし結局FAも結局担当者の人次第です。
ネット証券の本部の方から聞いた話ですが大手総合証券会社から転職でFAになった方は、前職のクセが抜けずに、顧客に回転売買をさせて短期的に手数料を稼ごうとするので困っていると述べていました。
またFAの多くがやっている作戦で1銘柄の個別推奨作戦があります。
FAが個別銘柄を1つに絞り込み、その銘柄を自分の顧客全員に推奨して1銘柄に全額集中投資させるのです。
1銘柄に絞り込んで継続して顧客全員に推奨して買い増し続けます。
その銘柄が当たって値上がった時には、顧客全員儲かっているという作戦です。
顧客の資産管理も全員同じ銘柄なので入れ替えるタイミングも簡単です。
しかし、もしハズレて倒産しようものならお客は、全員が大損する事でしょう。
FA業界では、そういった営業のやり方が多いので証券会社によっては、FAによる個別銘柄の推奨を禁止としてしる証券会社もあります。
FPもFAもビジネスモデルが金融機関とつながっています。
良い担当者を見つける事が出来ればラッキーですが、そうでない場合には金融商品販売の手数料稼ぎに合う可能性もあります。
利用する際には、ぜひとも本日の内容を参考に担当する方の人間性とビジネスモデルを理解する事が重要性を覚えておいてください。
(独立系FP・FAは、以上です)
Source: サヤトレ