株式会社サヤトレの増田です。
本日も引き続き「投資初心者」をテーマにお届けします。
これから投資をスタートしたい初心者だけど何をどうしたら良いのか分からない。
投資の勉強で本を読むなんて面倒くさい。
そんな方に向けて、最速で投資を学べるアドバイス!
本日は、ステップ3です。
【ステップ1のまとめ】
■投資は、損をする事がある(リスクがある)
■何円までなら損しても良いか決める(リスク許容度)
■損しても良い金額を投資資金とする
(全額無くなっても問題ない余裕資金)
■投資資金は、最低100万円とする
(余裕資金100万円を貯められない方は投資出来るレベルではない)
【ステップ2のまとめ】
■運用資金(余裕資金)でネット証券会社にて個別株を3銘柄買う
■投資する個別企業は、直近自分がお金を支払った会社
■日本株に投資する事で投資家デビューする
■実際に投資をする事で視野を広げる
本日ステップ3「損失に慣れよう」です。
私は、投資初心者は、余裕資金100万円で自分のよく知っている個別企業を3銘柄ほど実際に現物で買ってみる事が一番と考えています。
実際に経験する事が一番です。
そしてステップ3で経験して欲しいのは、「投資で儲ける喜び」ではなく「投資の評価損に苦しむ」経験です。
投資初心者の多くは、非常に運が悪く投資をスタートするとビギナーズラックで儲かって利益が出てしまう事が多くあります。
最初から一生勝ち続けられたらいいですが投資でそんな事は、まずあり得ません。
出来る限り初心者の間に上手くいかずに負けて損して苦しむ経験が必要であると私は、考えています。
私は、リーマンショックを投資初心者で経験しましたが今振り返ると、とても良い損失を経験する事が出来たと思っています。
サブプライムローンに売り(ショート)で稼ぎ底打ったと判断したタイミングで大きく買い(ロング)に切り替えてリーマンショックで破滅します。
当時は、損失で絶望しました。
私は、投資デビューして最初の1~2年でボコボコにされて退場させられたので投資の損失の怖さや痛みを知っています。
しかし投資初心者の間に損をする事が出来れば、投資に慣れた頃に損をするよりも損失額は、少なくなる可能性が高いと言えるでしょう。
とは言え、現物で買った株式では、いくら損をしたいと思っても出来る訳ではありません。
「自分は、投資初心者なので株価下がって損したい!」
ぜひそう願ってみてください。
しかし願いは届かずに株価は、上がり儲かるかもしれません。
相場は、願っても通じないのです。
下がって欲しい。上がって欲しい。
いくら念じても無意味で投資は、損を出そうと思っても出せません。
ジャンケンで必ず負けられる技術は、必ず勝つ事と同じです。
相場の動きは、個人の力では、どうしようも出来ない事を学びましょう。
投資家が株を買った後に出来る事は、ただ1つだけです。
それは「決済」です。
今、損をしているけど、もっと下がるかもしれないので傷が浅いうちに損切るべきか?
それともこの下落を耐えたらまた戻るかもしれないから持ち続けるべきか?
ぜひこの葛藤をぜひ最低でも1年程度、続けて欲しいと個人的には思います。
そして厳しい現実ですが世の中8割以上の個人投資家は、このレベルから上に上がれません。
今持っている投資商品をどうしたらよいか?
よく分からず買い、その場その場で考えて頭を悩ませて間違った判断を繰り返して損失を出し続けるのが一般的な個人投資家です。
このままじゃダメと考えて事前に決済の条件を定めた売買ルール作ろう。
そう考える方がステップ4「売買ルール作り」に進みます。
明日は、ステップ「売買ルール」をお届けします。
【本日のまとめ】
■初心者のうちに沢山失敗して損失を経験しよう
■現物株に投資してから損を出したいと願っても叶わない。
(損を出そうと思っても上がる、思い通りにはならない)
■ほとんどの個人投資家は、決済に迷い続けて失敗している。
Source: サヤトレ