株式会社サヤトレの増田です。
本日は「ベンチャー企業に就職するメリット」をテーマにお届けします。
先日、お子様を持つ親の方から子供がベンチャー企業に就職したのですが何か知っている事やご意見があれば、欲しい。
そんなご相談をいただきました。
そのお子様が就職したベンチャー企業の事業内容を拝見したところ個人的は、成長性のある追い風の分野に感じました。
人手不足な業界において無人化・自動化を用いて効率化を目指す事業です。
あなたは、お店に行った際に店員さんに頼みたいメニューを言って注文したりお会計したい時に呼び止めてレジで人にお会計して欲しいとお考えですか?
私は、別に思いません。
飲食店であれば、タッチパネルで注文したいです。
むしろホールの店員が忙しそうにしてたら追加で注文したくても遠慮してためらいます。
大きい声出して店員を呼びたくないです。
最近では、ユニクロやGUがレジを無人にしてバーコードすら読み取らずにお客が簡単に購入の会計が出来るように進化しています。
私は、吉野家によく行きますが、混んでいると座って店員が注文を取るまで数十秒かかります。
追加で牛皿頼みたくなっても店員に声をかけるタイミングが難しく、会計する時も店員をこちら側に呼ばなければなりません。
全部タッチパネルでいいので、浮いた人件費で店内を綺麗に掃除したり、お肉の量を増やして欲しい。
吉野家大好きな私個人の感想ですが浮いた人件費で商品の品質を上げたり価格を安くして欲しいというニーズは、これから少しずつ高まっていく事でしょう。
話の前置きが長くなりましたが私がベンチャー企業に就職するメリットは下記の3つと考えています。
■成長
■やりがい
■お金
一つ目のやりがいに関しては、社員数の少ないベンチャー企業において社員1人の戦力は、非常に大きいです。
大手の会社であれば、研修制度などが充実していると思いますがベンチャーでは、即戦力の人材が基本になります。
自分の得意な分野や与えられた任務を遂行しないと社内で居場所は、ありません。
個人の能力として成長するスピードは、大手企業よりも速いです。
自分も会社を起業したいなど何かしらの目的がある方には、ベンチャー企業への就職は、おススメです。
そして2つ目のやりがいですがベンチャーでは、自分の働き一つで会社の経営が大きく左右されます。
良い仕事をすれば、その仕事が認められて自分が人の役に立っている事を感じる事が出来ます。
また新しい事にチャレンジする事が好きな人は、大企業よりもチャンスは、沢山回ってきます。
大企業で新規事業の立ち上げを任されるなんて超優秀じゃないと難しいですがベンチャーであれば、新しい事に挑戦できるチャンスが多いでしょう。
大企業の歯車になるよりもベンチャー企業で活躍する方が、仕事へのやりがいを感じて楽しい。
そう感じる人もいるでしょう。
そして最後が「お金」です。
ここから大変いやらしい話になりますが本題です。
ベンチャー企業で働く方は、この資本主義社会のルールを知らないと後悔するかもしれません。
ベンチャー企業に就職するという事は、そのベンチャー企業の未上場株式を保有出来るチャンスがあるからです。
ベンチャー企業のシリーズステージにもよりますがストックオプションという制度を使い、社長から給与ではなく株式を貰う金銭感覚が重要だと思います。
ストックオプションとは、会社の従業員が自社株をあらかじめ定められた価格で取得できる権利です。
上場を目指すベンチャー企業が優秀な人材を獲得するための制度です。
このあたりの資本主義社会のルール及び株式会社制度に関しては、世の中のほとんど人が知らないお金の情報です。
気付く方でも50代くらいになって初めて気付くのではないでしょうか?
資本主義社会は、株式会社制度を中心に成り立ち、経済が回っています。
未上場の株式を上場前に保有して会社が成長して株式上場した際にどれだけ多くのリターンを獲得出来るか?
世の中のほとんど人は、知りません。
そして、基本誰も詳しく教えてくれません。
お金持ちのZOZOTOWNの元社長がSNSにて分かりやすく資本主義社会のルールをツイッターで教えてくれています。
前澤氏のつぶやき
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僕が数千億円もの資産を手にできたのは、
安く買った株の価値が大きく上がったからです。
20年前、数百万円で買った自分の会社の株が現在約10万倍の価値になりました。
給与や配当だけでは月には行けなかったと思います。小さく生んで大きく育てる。
https://twitter.com/yousuck2020/status/1079723386454994944
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前澤社長がお金持ちの理由は、ZOZOTOWNが上場する前から株式を保有していたからです。
未上場株を保有していてその会社が上場したから彼は、大金持ちなのです。
ベンチャー企業に就職するという事は、未上場株を手に入れる大きなチャンスなのです。。
ベンチャー社員「給料いらないので株をください!社長に忠誠を誓いますので、夢をみさせてください!」
どう社長に交渉するかは、難しいところですがベンチャー企業のシリーズA段階からの社員で株式を持っていないのは、私は、面白くないと思います。
事業が軌道に乗ってしまいシリーズB以降のステージになると会社の株価は、高くなってしまいます。
株式上場が視野に入ったシリーズCになると社長の周りには、少しでも多く株が欲しい金融関係者とYESマン達に囲まれているので社長とは、話しが出来ないかもしれません。
ベンチャー企業に勤めつつストックオプションで株式を保有していれば、会社が成長すると社員のモチベーションは、高まり一生懸命働きます。
そして会社が上場までいった際には、株式の価値は、大きく上がっているので社員の方は、まとまった金融資産になるのです。
以上が、ベンチャー企業に就職する私が考えるメリットです。
最後に勘違いされないようにお伝えしておきますが私個人は、ベンチャー企業への就職は、おススメしません。
私は、普通の個人が会社に就職するのであれば、既に上場している大企業にて毎月安定した給料と福利厚生、有給を消化して生きる事を推奨します。
【参考記事】
ベンチャー企業なんて倒産するのが普通です。
ベンチャー企業への就職は、ハイリスクです。
よってハイリスクなのであれば、会社が成長した際にハイリターンが期待出来るストックオプション制度がある会社に就職するのが良いのではないでしょうか?
以上が私個人の考えるベンチャー企業に就職するメリットです。
ベンチャー企業に就職を検討している方
お子様がベンチャー企業に就職して心配な親御様
何かヒントやご参考になれば幸いです。
Source: サヤトレ