株式会社サヤトレの増田です。
本日は「消費税」テーマにお届けします。
参議院選挙を間近に控えてニュースでは、政策に関するニュースが多くなっています。
その中の一つの大きなテーマが「消費税」です。
現在8%の消費税ですが、2019年10月から10%に引き上げられる方向で進んでいます。
しかし残り3ヶ月前と間近にも関わらず増税反対を掲げて選挙に望んでいる政治家が多くいる事を不思議に思い本日は、色々と勉強しました。
調べた結果2019年10月1日の消費税増税は、厳密に言うとまだ確定した訳ではありません。
ほぼ決定事項ですが確定でないのでまだひっくり返せるみたいです。
全国の企業と消費者を巻き込む大決断が3ヶ月前でまだ決まっていないというのは、個人的にどうかと思いました。
しかし確定させるとリーマンショック再来など大きなリスクや問題が出るので、現状のほぼ決定という状態でいいのかもしれません。
消費税に関しては、賛成・反対それぞれ意見があると思いますが私個人的には、10%の消費税は賛成です。
むしろ軽減税率8%据え置きに反対です。
【参考記事】
消費税10%を私が賛成する理由としては、消費税は、財源が安定していて脱税出来ないからです。
金融に詳しい方であれば、ご存知かと思いますが今、多くの日本の富裕層が海外にお金を移しています。
消費税を引き下げて、その変わりとして富裕層の所得税や企業の法人税を上げてお金持ちから取る意見を良く聞きます。
お金持ちに税金をお支払いいただくのは、賛成なのですが、実際のところそれをやるとお金持ちは、お金を海外に移してしまいます。
お金持ちに沢山の税金をお支払いいただく仕組みは、賛成ですが現実的にグローバルな現代では難しいのです。
そうなった場合にお金持ちから強制的に取れるのが消費税なのです。
お金持ちに沢山お金を消費していただきその荒いお金の使い方を全員で称賛しましょう。
お金持ちの無駄使いで沢山の消費税を収めてもらうのが理想です。
そして消費税の負担が重くなった分を考慮して一般的な中流層や収入の少ない低所得には、直接、現金を配れば、みんな生活には困りません。
消費税を上げて、その分のお金を社会保障に回すイメージです。
つまり今、日本がやろうとしている事そのままですね。
分かりやすく極論で説明すると消費税30%に増やすけど高所得者以外全員に毎月5万円現金であげるみたいなイメージです。
ベーシックインカムに近いかもしれません。
消費税で一旦沢山税金を集めるけどお金持ち以外には、返金すれば、実質沢山消費をするお金持ちへの強制増税になります。
消費税を増税した分の税収は、生活保護などの社会保障に回わるので結局、国民に還元されるのです。
私個人も、今健康ですがもし病気になって働けなくなれば、生活保護を受給するかもしれません。
支払った2%分の消費税は、本当に困った時に返ってくるのです。
脱税しやすい所得税や法人税ではなく脱税しにくい消費税で一旦お金を集めてからその後、所得の少ない方への社会保障で国民に還元する。
もちろん短期的に買い物をする消費者目線では、増税は、嫌な気持ちはあります。
しかし消費税を上げて社会保障で還元という現在のルールは、弱者に優しい制度だと思います。
皆様、それぞれ考えがあると思います。
消費税増税に関して、どう思いますでしょうか?
また増税後の消費は、大きく傾く事が予想されています。
何をしなければならないか考えておくといいかもしれません。
Source: サヤトレ