株式会社サヤトレの増田です。
本日は「利益確定のルール」をテーマにお届けします。
投資は、仕掛けの入り口と一緒に決済の出口を用意しておく事が重要です。
決済ルールは、人それぞれですがシンプルで下記の3点決めておけば、とりあえず良いと考えています。
■〇%損したら決済(損切り)
■〇%利益になったら決済(利益確定)
■最大保有日数を越えたら決済
この3つを仕掛け時に決めておけば、仕掛けた後は、単純にルール通りに決済するのみです。
投資するたびに毎回毎回、どうなったら決済するのか?
感情が絡む投資を取引の度に悩んでいたら大変です。
投資は、長期間の戦いです。
疲れるので、ある程度共通した考えなくてもいいシンプルなルールを定めておくのがおススメです。
決済ルールの中でも最重要なのは、損切りです。
〇%損になったら決済する。
これは、絶対に守らないといけません。
そうしないと最悪のケース、投資資金を大きく失い、相場から退場する可能性があるからです。
損切りルールは、絶対ですが利益確定のルールに関しては、私は、ある程度裁量で変更しても良いと考えています。
言い方を変えると状況次第で欲張ってもいい考えです。
仮に10%儲かったら利益確定するという決済ルールを設けていた方が、仕掛け後、すぐにその基準を越えてしまったとします。
ラッキーですよね。
基本は、ルール通りに10%で利益確定しましょう。
しかし銘柄や投資対象によっては、利益確定のルールを変更して20%まで持つと決めてもいいと考えています。
逆指値注文を入れておけば、損失になる可能性を消す事も可能です。
どこまで伸ばせるか、確変ボーナスモードに突入です。
勝ちが確定した状態で利益をどこまで伸ばせるかの期待は、心理的に余裕が出来ます。
私は、過去に投資銘柄が大きく値上がりした際に感じました。
仮にある程度儲かったら売ると決めていたら大きな利益が出る前に利益確定していた事でしょう。
最後は、売らないといけないのでいつか利益確定決済は、必須です。
しかし利益確定のルールは、損切りとは違い、絶対に守らないといけないかと言えば、そうではない。
私は、このように考えています。
10回に一度くらいの頻度であれば、大きな利益を狙ってもいいと感じます。
利益確定のルールを破って欲張った場合、上手くいかない確率の方が高いです。
しかし10回に1回の大当たりで大きなリターンになる事もあります。
この辺りのリスクとリターン。
確率思考が出来る方は、参考にしてください。
以上、ご参考になれば幸いです。
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Source: サヤトレ