株式会社サヤトレの増田です。
本日は「会社員が会社を変えるのは無理」をテーマにお届けします。
私は、過去大手総合証券会社に入社して会社員をやっていました。
今の言葉で言うところの意識高い系で毎日、自分なりに頑張って仕事をしていました。
入社1年目の平社員の分際で私は、自分勤める会社の改善点をいくつも見つけ、いずれ会社経営を改善したいと考えていました。
そう考えた理由は、自分の勤める会社に対して愛社精神があり、今よりも会社が良くなって欲しい。
本気でそう感じていたからです。
しかし経営者&株主になった今、労働者の立場で経営に口を出すな!
会社員が会社を変えようとしないでください。
会社が決めたルールに従って働いてください。
立場が変わり、考え方も変わっています。
「会社を変えられる権利があるのは、経営者と株主です。」
「会社員(労働者)は、会社のルールが嫌なら辞めましょう。」
上記のように考えています。
例えば、共学ではない高校に自らの意思で進学をした高校生がいたとします。
その高校に自ら入学した生徒が
「今はジェンダーの時代なので、共学にしろ!」
学校側に訴えていたとしたらどうでしょうか?
いやいや、自分で男子校・女子校を選んで入学したのですから、学校の定めたルールに従いましょう。
共学が良いのであれば、転校してください。
そう思いませんでしょうか?
義務教育ではなく、自由に自分で選んで進学した学校です。
通う学校のルールが嫌ならば、そのルールを変えるのは学校ではありません。
あなた個人が選ぶ学校を変えれば良いのです。
学校も企業もあなた一人の個人のために運営していないのです。
経営者が経営を効率的に良くするために考えて会社や組織のルールを決めています。
会社員がそのルールが嫌なのであれば、出世して経営陣に加わるか、その会社の株式を購入して経営者を交代させましょう。
会社員(労働者)が会社のルール(経営)に口出しやルール変更を求めても大企業になるほど、たった一人の社員の意見なんて聞けません。
私は、会社辞めてから10年以上経過します。
当時の同期達とは、今でも仲良しですが当時私の考える改善点は、正しくその後、会社は、私の提案と同じく少しずつ改善に取り組んでいます。
私の提案内容が正しくてもそんな事は、全く関係ありません。
もしこのメルマガをお読みの会社員の方が勤めている会社に対して改善点やルール変更を求めている場合、大企業で社員が多い組織ほど基本的に諦める事をおススメします。
自分の意思で男子校に入学したのに学校側に共学を求めていませんか?
会社や組織は、あなたのために運営されていません。
本日は、会社員にとって厳しい内容になりましたが過去、大企業の会社員で会社を変えようと勘違いしていた私が経営者になって気付いた学びをシェアします。
資本主義社会で生きる中で何かしらヒントになれば幸いです。
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Source: サヤトレ