株式会社サヤトレの増田です。
本日は「カルロスゴーン氏の記者会見」をテーマにお伝えします。
昨日、元日産自動車の社長であるカルロスゴーン氏が逮捕後から初めてメディアの前に出て記者会見を行いました。
カルロスゴーン氏の一連の経緯を簡単にお伝えすると日産自動車の経営者であるゴーン氏は、日産自動車のお金を子会社→孫会社を経由させて自分の懐に入れた特別背任の容疑で長期間、日本で逮捕・勾留が続いていました。
その際、ゴーン氏の口から直接、話を聞ける機会はなく私達は、ニュースで流れてくる誤報含めた情報のみで事件の真実を知る事が難しい状態が続いていました。
【参考記事】
しかし2019年の年末12月29日の保釈中にゴーン氏は、プライベートジェットを使い日本からレバノンへ出国してしまいました。
ゴーン氏本人は、単なる逃亡ではなく日本の刑事司法では、公正な判断や裁判など対応をしてもらえないための抗議と述べています。
この主張に関しては、本当に犯罪者で国外逃亡していれば、記者会見なんて行いません。
一生逃げて隠れるので、その通りなのでしょう。
昨日、記者会見にてゴーン氏は、自分自身が一体何の罪で問われているのかよく分からないと無実を主張しています。
実際に日本でもほとんどの方がゴーン氏は何の罪で逮捕されたのか?
分かっている人は、ほとんどいません。
ゴーン氏が日産の資産を海外子会社経由して自分の懐に入れたのであれば、その証拠を検察側は、出すべきです。
しかしゴーン氏は、天才なのでそんな証拠は、まず残していません。
証拠が無いので日本の検察は、ゴーン氏本人から自白させる作戦です。
ゴーン氏は、人道に反する日本の司法制度にも怒っています。
1年以上、拷問に近い尋問を受け続けたのでしょう。
「自白したら家に帰れるよ。家族にも会えるよ。」
こういったやり方で自白させる日本の司法制度で過去に冤罪事件は、多く発生しているのも事実です。
言いたい事が言える今回の記者会見で、これまでゴーン氏が発言したかった多くを発言出来た事でしょう。
いわずもがなゴーン氏は、天才なのでどういったプレゼンを行えば、世界中の世論が自分の味方になっているか知っています。
ワンピースで言うところ、ゴーン氏は、覇王色の覇気使いです。
ゴーン氏は、民を従えさせる帝王学を完璧にマスターしています。
日本の司法制度の評判を世界的に大きく下げる作戦なのでしょうか?
天才の考えている事や作戦は、中々理解出来ません。
【参考記事】
世界中のメディアがゴーン氏の会見に注目していたみたいです。
日本や海外のメディアや世論について色々と調べていましたが国や立場によって人それぞれ意見は、変わります。
私が調べた個人的な感覚ですが、日本では割とゴーン氏への風当たりは強く、否定的な意見が多かったように感じました。
このような大きなニュースがあるとSNSを中心にいろんな個人の意見を閲覧できるので、とても興味深いですね。
今回の事件を政治と結びつける人もいれば、陰謀論で他に悪い人がいる事を推測する人もいます。
いろんな意見があり賛否両論です。
日本の法律が完璧という訳ではないのでゴーン氏の言い分も分かりますし日本メディアや司法の言い分も分かります。
日産の経営陣の意見、日産の社員の意見日本の世論、海外の世論、などなど
それぞれの立場で意見は、異なります。
テレビだけの報道で情報を取得するとほぼ受け身となりますが、ネットやSNSでは、個人の意見をダイレクトに知る事が出来る時代です。
特にTwitterは、匿名でやっている人が多いので実名だと叩かれそうな意見であっても発信されて沢山リツートされているケースも多くあります。
またYoutubeでは、経済事件の難しい経緯や問題点を分かりやすく個人が忖度せずに述べています。
私個人もメルマガにて情報発信している一人ですが発信する以上に沢山の情報を毎日仕入れています。
今回のゴーン氏の件において何悪いのか?
ゴーン氏の言うように日産自動車のクーデターなのか?
あなた個人は、自分の意見をお持ちですか?
もしお持ちの場合は、ネットから自分の意見に近い声だけでなく、反対意見の声なども知ると世の中、いろんな考えがある事に見聞が広まる事でしょう。
私個人の意見に関しては、会員限定メルマガ「サヤ取り通信プレミアム」にて逮捕される経営者と逮捕されない経営者をテーマにお届けします。
今回、ゴーン氏は逮捕されたけど日本から逃げた。
非常に珍しい大きな経済事件として引き続き続報に注目したいと思います。
Source: サヤトレ