株式会社サヤトレの増田です。
本日は、「仮想通貨(暗号通貨)」をテーマにお届けします。
仮想通貨は、これまでに何度も取り上げている私の得意な分野です。
直近、ビットコインを中心に仮想通貨市場全体の価格が大幅に上昇しています。
ビットコインは、直近3ヶ月で2倍以上に上昇しております。
海外の取引所を利用すると最大でレバレッジ100倍で取引が可能です。
証拠金に100万円分入金して取引すれば現物取引でも200万円です。
レバレッジ100倍で取引していたら3ヶ月で2億円になっているイメージです。
(正確には、もっと儲かっています。)
高校生や未成年がパソコン画面上の数字を増やすゲームのように億を稼いでいます。
お堅い投資家にとっては、そんな短期間で一生分のお金が儲かるなんて大変不謹慎な投資対象に感じる方も多いかもしれません。
しかし実際に登場してしまっている以上、新しい投資対象として早く受け入れる事で投資のチャンスは広がると私は、考えています。
FXが登場した時もお堅い方達に投資対象として受け入れられるまでに長い時間がかかりました。
仮想通貨も世間が認めるまでには、これから長い時間がかかると思いますが仮想通貨は、新しい金融資産として世界的に根付いていくと考えています。
【参考記事】
本日の本題に入りますが、仮想通貨市場に流入しているマネー全体についてです。
仮想通貨は、ビットコインが有名ですがビットコイン以外にも数千種類の仮想通貨があります。
■仮想通貨一覧のサイト
https://coinmarketcap.com/ja/all/views/all/
ビットコイン以外の仮想通貨をアルトコインと呼びますがアルトコインを購入するためは、基本的にビットコインが必要です。
ビットコインは、仮想通貨の基軸通貨なのです。
よって日本円・米ドル・ユーロなどの各国の法定通貨を仮想通貨取引所に入金してビットコインを購入します。
その購入したビットコインでアルトコインを買います。
【仮想通貨のマネーの流れ】
■法定通貨を取引所に入金
↓
■法定通貨でビットコインを購入
↓
■ビットコインでアルトコインを購入
上記の流れが分かっているとビットコインの価格が大きく上がった時は、法定通貨で新規資金が入った事が分かります。
そしてその後にアルトコインが上がるという上昇サイクルを読む事が出来るのです。
本日は、アルトコイン上昇の流れと言えるでしょう。
そして、そもそも仮想通貨市場に入る最初の新規資金流入の法定通貨は、一体どこから流れてきているのでしょうか?
私は、仮想通貨市場に入ってきている資金の一部は、株式市場のお金が流れてきていると考えています。
世界全体の株式時価総額は、約80兆米ドルです。
一方で仮想通貨全体の時価総額は、約2433億ドルです。
もし仮に株式市場のお金の1%が仮想通貨市場に流入したとしたらどれだけ時価総額を押し上げるでしょうか?
80000000000000ドル(80兆米ドル)の1%は、800000000000ドル(8000億ドル)です。
現在の仮想通貨の時価総額2433億に株式マネーの1%の8000億ドルが追加投入されると1兆433億ドルになります。
つまり今の仮想通貨の時価総額の規模感は、株式マネーの1%が新しく入ってきただけで仮想通貨全体の価格は、4倍以上に跳ね上がります。
また株式市場よりも市場規模の大きい債券市場(170兆ドル?)の1%も入ってきたら?
今の価格から10倍どころの話ではありません。
仮想通貨の価格は、バブルと考える人も多いですがもし仮想通貨に金融商品としての価値があるとすれば、これから新しい投資マネーが入ってくる事でしょう。
仮想通貨の中だけ見てもマネーの流れを把握する事ができれば、次に上昇する可能性の高いコインを見つけやすくなります。
そして世界全体のマネーの流れをみれば、仮想通貨市場に新しい資金が流れ込む可能性に投資するという判断も出来るのではないでしょうか?
2017年の仮想通貨バブルから2018年の暴落で仮想通貨は、もう終わったと多くの方が考えています。
しかし世界では、ずっと開発が進められ着実に環境は、整ってきているのです。
アメリカでは、ビットコインの公正な先物市場を実現するために米商品先物取引委員会(CFTC)とコンプライアンスなどルール作りを進めています。
このあたりの海外の金融の情報を追っていると数年後の仮想通貨市場を予測することが出来ます。
アメリカの公正な取引所にて先物取引が行われて株式市場でもETFで売買されるようになれば、先述したように株式市場や債券市場のマネーが仮想通貨市場に流入する事は、十分あり得ます。
本日、仮想通貨市場規模とマネーの流れをお伝えしました。
仮想通貨市場は、まだ未成熟でリスクも多いです。
しかし私は、仮想通貨市場全体の伸び白を投資家として魅力的に感じています。
日本でも東証1部の大手企業や証券会社が参入しているので投資対象の1つとして注目してみると面白いかと思います。
Source: サヤトレ