株式会社サヤトレの増田です。
本日は「景気」をテーマにお届けします。
世の中一般的には、景気が良い、景気が悪いという表現が良く使われます。
景気とは、経済活動全般の動向を総称した言葉です。
景気の良し悪しを数値で表す事は、中々難しいのですが一応、政府から景気動向指数という統計が毎月発表されています。
■景気動向指数(内閣府)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/di.html
日経平均株価のような株式相場も景気の先行きを占う先行指標として景気判断に使われるケースが多いです。
しかし実際にこのような統計や株価は、一般的な個人の景気感覚と必ずしも一致していない事も多くあります。
仮に日経平均株価が今から2倍に上昇しても株式投資をしていない人にとっては、全く景気の良さを感じる事は出来ません。
株価が2倍になったからと言ってその企業の社員の給料が上がる事はありません。
また景気が悪い時であっても特定の業種は、仕事が忙しく景気良く感じている事もあります。
世の中が不況になると儲かる会社もあるのです。
つまり同じ時期のタイミングであったとしても個人単位で考えた場合、その人や業種によって景気の感じ方は、人それぞれ違うのです。
あなたは、現在ご自身の家計や会社に対して景気が良いと感じていますでしょうか?
それとも景気が悪いと感じていますでしょうか?
本日私がお伝えした事は、2点です。
1つ目は、景気の感じ方は、個人によって異なる。
そして2つ目は、景気の感じ方は、個人によって異なる訳なので、言い変えれば、個人の力で景気は、変えられるという事です。
直近、内閣府が発表した景気動向指数ですが景気判断下方修正 4か月ぶりの「悪化」に転じました。
長年お伝えしておりますが私は、日本の未来を悲観的に考えています。
しかし私個人の未来に関しては、悲観的には考えておりません。
日本の景気が悪く逆風の中でも私個人の努力によって家計の景気は、保てると考えているからです。
日本全体の景気が悪くなっているので給料や収入が減るのは仕方のないなー。
私は、上記のようには考えません。
株価が上がろうが、下がろうが景気動向指数が上がろうが、下がろうが自分には、関係ない状況を目指しています。
日本や世界全体の景気を心配したり上下に流されず、ご自身の家計が景気が良くなる事に意識を傾けましょう。
世界の景気を変える事は出来ませんが自分の景気は、自分の力で変える事が可能です。
世間の景気の良し悪しで自分の人生が左右される事ないように自分自身で景気をコントロールしましょう。
Source: サヤトレ