株式会社サヤトレの増田です。

本日は、「消費税増税」をテーマにお届けします。

本日から消費税10%の増税と軽減税率がスタートしています。

私もカフェでコーヒーを頼んだところ店内では、10%となっておりました。

私個人の消費税に関する意見は、10%は、良いとして軽減税率に反対です。

本日からスタートした消費税10%が今後、日本を良くするのかどうかは、まだ誰にも分かりません。

【参考記事】
http://sayatore.com/blog/2018/10/15/8565

http://sayatore.com/blog/2019/07/12/10473

軽減税率を導入する真の目的は、経済的な理由ではなく、政治的な理由があります。

サヤトレ通信プレミアムにてお届けしましたがあまり突っ込んでは、いけない危険なテーマです。

また最近、消費増税反対に関するマンガがネット上で話題になっているのでご紹介します。

■マンガでわかるこんなに危ない! ?消費増税
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マンガ形式になっている本なので好き嫌いが分かれますが私は、大変分かりやすく勉強になりました。

本日は、マンガでわかるこんなに危ない! ?消費増税の中で述べられている内容をまとめてお届けします。

まずタイトルからも分かる通り消費税増税の危険性書いた書籍です。

政治家、官僚、マスコミ、経済評論家などの増税肯定論者を女子高生が論破していきます。

簡単にいくつか内容をまとめました。

日本には沢山の借金があるという理論

確かに日本には、借金(国債)が1000兆円ありますが日本には、資産も1000兆円あります。

日本は、世界一の対外純資産保有国です。

そしてそのお金の借り先の約45%は、日銀。

日銀で刷った紙切れ(お金)を政府が借りているだけで実質、借金にはなりません。

なぜ日本は、借金がある事ばかり強調して増税肯定派が多いのか?

テレビ・新聞などのマスコミメディアが世論を操作をしている。

財務省の天下りでテレビ局の電波利権を守りいう事を聞かなければ、国税調査を入れて脱税会社扱い。

食品以外に新聞が軽減税率の対象として政府は、マスコミを上手く使って世論を情報操作している。

正しい情報を多くの国民が知らない。

テレビや新聞で権威のある経済評論家のコメント

世の中の多くの人は、権威に弱い。

頭の良さそうな第三者がテレビでYESと言えば、世の中の人は、YESが正しいと思い込んでしまう。

立派な肩書を持った経済評論家や教授や銀行職員は、政府や役所から仕事をもらい「御用学者」となっている。

御用学者に税金から出る仕事を振る事で権威が欲しい経済コメンテーターは、テレビで国にとって都合の良い事を述べる。

権威・地位・肩書が欲しい経済学者を財務省は、勉強会で集めて育てている。

2014年消費増税の時に増えた税収は、全額社会保障に使うという公約

実際に使われたのは、2割だけ。

一度決定した事を後からちゃんと調べる人は、少ない。

消費税増税の裏側で法人税が減税されている

法人が払う税金を少なくする代わりに
国民全体の消費税を増やしている。

海外に輸出している企業は「輸出戻し税」で儲かる。

大手自動車会社は3600億円戻ってくる。

IMF(国際通貨基金)のプライマリーバランスの黒字化

IMFには、50名の日本人が働いていて毎年10名ほど財務省から天下りしている。

IMFの言う通り、プライマリーマリーバランスの黒字化目標を実際にやった国が2か国ある。

その2か国は、アルゼンチンとギリシャ。

IMFの言う通りに真面目に財政再建に取り組んだ結果2か国は、財政破綻した。

IMFの述べている事は、間違っている。

(などなど)

消費税増税に関するテーマから経済の裏側や国家権力の話までマンガで面白く書かれています。

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経済や金融の理論は、数学や化学とは異なり正解がありません。

ネットもスマホもFXも無かった時代に作られた金融の理論が今でも使われていたりしているのです。

金融のルールは日々変化・進化しています。

何が正解か分からずに、国民の多くは、興味がないので金融や経済のルールは、頭の良い人達に都合よく作られがちです。

日本の経済が良くなるかどうかは、国民全体の金融リテラシーに大きく左右されるのかもしれません。

まずは今の金融や経済の仕組みに興味を持ちメディアからの情報を鵜呑みにせずに自分で考える。

自分の頭で考えて、自分なりの意見を持つ事が大切ではないでしょうか?

ぜひとも金融や経済に興味を持ち好きなって情報を集めてみてください。

このメルマガがその一つになれば幸いです。

Source: サヤトレ

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