株式会社サヤトレの増田です。

本レポートは、FX(為替)のサヤ取りをテーマに執筆しました。

FXサヤ取りに関しては、サヤトレ会員からよくご質問いただくテーマです。

私は、FXという投資対象を非常に魅力的に感じています。

パソコンやスマホから売買しやすく攻め(レバレッジ)が効く。

24時間売買出来る点においても、会社員や個人投資家にとって扱いやすい投資対象です。

私は、FXが誕生した初期の頃から売買スタートしています。

私の投資人生において、一番最初に選んだ投資対象もFXです。

FXは、今の暗号資産と同様に誕生から10年程度は、非常にイメージが悪かったです。

しかし今では、外貨に投資する際、銀行預金よりも優れた投資対象として認知されて売買している投資家も多いです。

FXを魅力に感じている私ですが、個人のFXの通算収支としては、残念ながら通算マイナス収支です。

2015年くらいまでの私の実績になりますが、為替予想や投資戦略含めて噛み合う事は、ほとんど無く損ばかりしてきました。

結局、FXは素晴らしいけれど自分は、苦手で向いていない。

投資対象の選択を損切り判断しました。

下手に手を出すと資金を減らすばかりなので、FXを自主規制。

FX取引を自ら離れた経緯があります。

私は、投資で成功するコツは、上手くいっている(儲かっている)戦略で投資金額上げて倍数にしていく。

投資対象や投資戦略は、別に何でも良いと考えています。

各個人投資家が自分に合ったやり方を探して、儲ければいい考えです。

そして成功する最も効率的で簡単な方法は、既に成功している人のやり方を真似る。

投資に限らす、仕事でもスポーツでも何でも同じように考えています。

成功している人のやり方を真似る。

私は、この考えを大事にしています。

そういう観点から考えると、本レポートに記載するFXサヤ取りのノウハウは、FXが下手くそな私の考えは、実際の為替相場において通用しないかもしれません。

私にFXの実績は、特にない!

これを事前に正直にお伝えしつつも、サヤトレ会員のお客様から頻繁にFXのサヤ取りについて教えて欲しい。

そういう要望を多くいただきます。

その要望に応じて、2026年5月に世界各国の経済状況や為替推移を改めて勉強し直しました。

2026年最新の経済状況と私の知識と未来予想絡めて「FXサヤ取り」をテーマに書いています。

何かしら為替に関する考え方やサヤトレ2.0の使い方のヒントになれば幸いです。

紹介する取引の事例や解説含め、銘柄を推奨している訳ではありません。

投資家ご自身でご判断いただき投資ください。

ご理解のほどよろしくお願いします。

増田のFX経験と自主規制

最初に私の過去のFX失敗経験から導き出した独自の自主規制ルールをお伝えします。

このレポートをお読みの方が、私の規制に従うかどうかは、本人次第です。

しかし過去実際にFXサヤ取りで私は、痛い目(大損)にあっています。

私の経験から、同じ過ちを繰り返さないためにも規制内容をお伝えします。

短期的(2週間以内)なサヤ取り取引は、やらない。

私は、為替の短期的なサヤ(価格推移)を狙う事にメリットを感じてません。

短期的な価格変動を予想するのであれば、銘柄が豊富な株式で行う方が効率的です。

FXは買い(ロング)or売り(ショート)の2択にBetして当てる。

自動的に逆指値でロスカットを入れておく。

これでリスク回避は、十分です。

あえてリスクヘッジで両建てにする必要はありません。

逆指値のロスカットを入れておけば、損失は限定されながら、利益は無限に伸ばす事が可能です。

よって本レポートは、中期(1か月)から長期(1年以上)保有する持ち方を前提として考えています。

数ヶ月保有する事が前提になるので、両建て保有しながら金利がプラスになるのが必須条件です。

日々の為替変動が相殺されつつ、毎日金利が入る。

そんな持ち方を理想として考えています。

為替差益を積極的に狙うのではなく、金利がプラスになる高金利通貨を買い、出来るだけ価格変動リスクを減らすイメージです。

この考え方は、とても重要な前提になります。

「価格変動を出来るだけヘッジして金利で儲ける」

本レポートは、この戦略を基軸として執筆しています。

スイスフランを売り(ショート)で持たない

過去、私が最も失敗したFXサヤ取りの敗因がスイスフランの売り(ショート)です。

過去に本日記載する同様の投資戦略でFXサヤ取りをしていた際、スイスフランをヘッジに売っていた事が理由で大きく損しました。

売っているスイスフランは上がり、保有している高金利通貨は下がる。

金融市場全体の相場が急落している際、ヘッジして欲しいにも関わらず売っているスイスフランだけ上がる。

両建て売買において最も最悪なケースです。

最終的に強制ロスカットとなり大金を失っています。

スイスフランに関しては、金融市場が不安定な時ほど、買われるという特徴を持っている通貨です。

これに関しては、過去私も知らない訳はなく知識として分かっていました。

にも関わらず「フランは金利低いからヘッジ通貨に使おう。大丈夫やろ」

そんな楽観的は、通用せずに大きな損失を経験しました。

人間、同じ失敗を何度も繰り返しては、いけません。

よってスイスフランの売り(ショート)は行いません(自主規制)

2026年の現在、スイスフランの価格に関して私は、非常に買われ過ぎの割高水準であると考えています。

そして日本円に関しては、売られ過ぎの割安水準です。

よって、私の当たらない為替予想としては、スイスフランを売って日本円を買いたい。

つまり数年後には、今よりもフラン安・円高になると考えています。

2026/05/18 フラン/円 201.8円

FX下手くそな私が、フラン安・円高になると予想。

私の予想通りに投資した場合どうなるでしょうか?

過去、自分の予想を信じた結果、私はFXで損し続けてきました。

この経験から、2026年の私は、フランを売り(ショート)しません。

ぜひ数年後に答え合わせしましょう。

レバレッジを5倍以内にする

FXで難しいのが、相場の方向性の上下予想があっていたとしても、レバレッジの資金管理をミスしてしまった場合、途中のドローダウン(評価損)で強制決済されてしまう点です。

ギャンブラーな私は、ついレバレッジを高く設定してしまいがちです。

過去に方向性は、合っているのに、資金管理を誤って負ける。

何度もそのような悔しい経験をしてきました。

FXのレバレッジは、日本の取引所であれば、最大25倍です。

実際に25倍(フルレバレッジ)で投資した場合、途中の価格変動で強制決済されます。

1年後も保有し続けるという前提で考えた場合、レバレッジは最大5倍に規制します。

本レポートのFXサヤ取りにおいて、レバレッジ5倍の定義は以下の通りです。

証拠金100万円ある場合・・・

買い(ロング):250万円(レバ2.5倍)
売り(ショート):250万円(レバ2.5倍)

このような持ち方を想定してください。

本レポートの実際の保有例に関しては、FXサヤ取りの2ペアは、余力を残してレバレッジ4倍とお考えください。

買い(ロング):100万円(レバ1倍)
売り(ショート):100万円(レバ1倍)

買い(ロング):100万円(レバ1倍)
売り(ショート):100万円(レバ1倍)

過去10年の為替推移の振り返り

サヤトレ2.0で分析出来る為替通貨は以下の通りです。

1001   米ドル/円
1002   ユーロ/円
1003   英ポンド/円
1004   豪ドル/円
1005   NZドル/円
1006   スイスフラン/円
1007   カナダドル/円
1008   南アランド/円
1010   中国元/円
1011   トルコリラ/円
1012   ノルウェークローネ/円
1013   スウェーデンクローナ/円
1014   メキシコペソ/円

サヤ取りペア検索で分析出来る銘柄一覧

為替は、株式と違い4桁の銘柄コードがありません。

上記の銘柄コードは、サヤトレ独自に割り振った銘柄コードです。

サヤトレの各ツールで利用する際、通貨名で検索するか銘柄コードを活用してください。

これら通貨の直近10年間を振り返ります。

10年間の為替価格推移

まずは、10年間の為替の価格推移を騰落率で比較します。

10年前を0%の起点にして、10年後の今現在。

為替が何%上下しているかを比較します。

騰落率比較チャート

【10年間の為替推移の騰落率】
フラン/円81.43 %
Mペソ/円52.46 %
ユーロ/円49.24 %
米ドル/円44.29 %
香港ドル/円43.16 %
豪ドル/円42.32 %
中国元/円38.77 %
加ドル/円37.5 %
ランド/円34.6 %
ポンド/円32.42 %
Nクローネ/円28.89 %
Sクローナ/円26.68 %
NZドル/円24.14 %
トルコリラ/円-90.57 %

ご覧いただくと分かると思いますが、トルコリラだけが-90%と異常に下落しています。

それ以外の通貨は、比較的全て似たような値動きで推移しています。

トルコリラに関しては、特殊なので本レポートの番外編で後述します。

より比較チャートを見やすくするためにトルコリラを除外してチャートを表示します。

直近10年間、為替は、トルコリラ以外、ほぼ似たような値動きをしている。

そして日本円は、ほぼ全ての通貨に負けている(円安)

この2点が分かると思います。

そして日本円の円安加速に関しては、2020年頃までは、横ばい傾向です。

しかし2021年から一気に円安が加速しています。

2021年を境に日本円の価値は、下落加速している状況です。

2021年にこれから円安が一気に加速する。

あなたは、そう予測出来ましたでしょうか?

私は、出来ませんでした。

このあたりがFXにおけるセンスや才能やスキルだと思います。

今後、長くFX取引を行う方は、2021年に円安加速する予測が出来たか?

なぜそう予測出来たのか?

2026年の今現在、10年後2036年の為替はどうなっていると思うのか?

このあたりをイメージしながら、長期的な資産運用を行っていきましょう。

政策金利

為替変動において、重要な指標の一つが政策金利です。

政策金利一覧表

現在の日本円の政策金利は0.75%です。

外貨と比較した際、低金利です。

そして日本円と外国の政策金利の差がFXにおけるスワップとなります。

2026年の政策金利は下記の通りです。

【各国の政策金利】
日本:0.75%
アメリカ:3.75%
欧州(EU):2.15%
イギリス:3.75%
オーストラリア:4.10%
ニュージーランド:2.25%
カナダ:2.25%
南アフリカ:6.75%
スイス:0.00%
香港:4.00%
中国:3.00%
トルコ:37.00%
ノルウェー:4.00%
スウェーデン:1.75%
メキシコ::6.75%

政策金利は、各国が自国の経済状況を慎重に考えながら、中央銀行が段階的に上げ下げしていきます。

毎月、上げ下げ微調整する感じではありません。

段階的に上げていき高止まりしてから、段階的に下がっていく。

このようなイメージです。

よって政策金利の直近1年大まかな方向性は、誰にでも分かります。

日本で言えば、金利は上がっていく方向です。

トルコであれば、金利は下がっていく方向です。

直近10年間の世界各国の政策金利の動向と、現在の金利。

大まかでいいので把握しておいてください。

為替を予測する上において、政治、経済、財政、成長率、インフレ率、人口推移、戦争など考えだすとキリがありません。

そして、これらの全てを含めて「価格推移」の結果に含まれています。

よって「価格推移(テクニカル)」と「政策金利」の2点でFXサヤ取りを分析していきます。

損益合成チャート

通貨の「価格推移」と「政策金利」を確認しました。

それらを踏まえて、実際に投資した際のシミュレーションをサヤトレの損益合成チャートで確認します。

FXは「価格変動」だけではなく「金利」を含めたトータルで利益にする事が重要です。

世の中多くの為替チャートは、金利が反映されていないチャートです。

サヤトレの損益合成チャートでは、金利を含めた投資シミュレーションが可能です。

FXにおいては、かなり使えるツールです。

チャートの見方は、黒色の線(スワップなしの損益)赤色の線が(スワップを含めた損益)です。

重要なのは、スワップを含めた赤色の線が利益になっているかどうかを確認してください。

損益合成チャート

1年間の為替に投資した際の損益チャート

3年間の為替に投資した際の損益チャート

5年間の為替に投資した際の損益チャート

10年間の為替に投資した際の損益チャート

こちらの損益合計チャートは、投資金額の比率が直近の価格に合わせて計算されます。

実際に過去の価格とは異なりますが、金利(スワップ)を含めた損益のイメージを確認する事が可能です。

特徴としては、直近10年で確認するとトルコリラが-90%以上落ちているので1人で全体の足を大きく引っ張っています。

しかし2021年以降の直近5年は、日本円の円安が続いています。

よって日本円を売って、外貨を買っていた場合、為替差益と金利にて2重に儲かっている事が分かります。

FXは「価格変動」だけではなく「金利」を含めたトータルで儲ける事が重要です。

損益合成チャートは、買い(ロング)の場合は、金利を貰えて、売り(ショート)の場合は、金利を支払う。

自動的に損益チャートを表示してくれるシミュレーションツールです。

長期運用する際の分析にご利用ください。

損益合成チャート

高金利通貨

冒頭でもお伝えしました通り私の理想としているFXサヤ取りは「中長期で保有しながら価格変動を出来るだけヘッジして金利で儲ける」です。

そう考えた場合、現在の政策金利の中から高金利な通貨を買う事が決定します。

2026年において、高金利な通貨は下記の通りです。

【高金利通貨】
トルコ:37.00%
南アフリカ:6.75%
メキシコ::6.75%
オーストラリア:4.10%
ノルウェー:4.00%
香港:4.00%
アメリカ:3.75%
イギリス:3.75%

高金利通貨の各国の状況を私なりに分析した結果。

結論として、下記の2通貨を選びました。

【サヤトレ2.0会員限定記事】

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Source: サヤトレ

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