株式会社サヤトレの増田です。
本日は「選択決断するリーダーの責任」をテーマにお届けします。
昨日のメルマガでオリンピック中止の決断をテーマにして書きました。
読者の方から色々とご感想いただきました。
私は、怖くて無料メルマガでは、書けなかった点など全く同じような考えの方もいらっしゃいました。
私がオリンピック開催に関して、決定権のあるリーダーならば、2021年のオリンピックは、すでに中止を決断しています。
物凄く残念ですが損切りです。
中止と決めたら、不動産オーナーの許可など実現出来る出来ないは、別としてオリンピックで使う予定だった選手村のマンションをコロナ関連の対策に利用したいと考えて次の手を考えるでしょう。
私が考えるリーダー(決定権者)の仕事は、選択肢の中から決断して、その決断を正解に導く事だと考えています。
リーダーは、何かを決定する権利を持っています。
みんなの意見を聞き沢山の選択肢を集めて数ある中から自らの意思で決定する。
これが強いリーダーです。
よってトップ、代表取締役、船長は、1人です。
トップや決定権者が何人もいると決定が出来なくなったり、争いが生まれややこしいです。
経営者のリーダーが新規事業を立ち上げる時に一般的な思考の社員などから沢山を聞いて全員が反対すれば、実行する。
全員が賛成すれば、実行しない。
真逆の選択をするような事もあります。
みんなが賛成するような新規事業は、失敗する可能性が高い事をリーダーは、知っているので上手く利用しているのです。
先日、とある上場企業の経営者がインタビューで「2割の社員を守る為に8割の解雇する」ハッキリと顔出し実名で述べていました。
インタビュアーが「雇用は守らないのですか?」と質問すると
リーダー「今までずっと沢山アルバイトを雇い続けてきた。その結果今、コロナで大きな打撃(人件費)を受けている」
このリーダーの冷酷非情な決断に対して世間やネットやアルバイトは、激オコです。
しかし投資家&経営者目線の私は、凄いリーダーシップだと感じました。
すぐに株価を確認します。
会社経営は、状況によっては、冷酷な判断をしないと会社従業員及び株主全員が沈んでしまう事があります。
航路の先に氷山がある事が分かっている船長は、沢山の乗組員やお客がまっすぐ進めと言っても回避しなければ、ならない責任があるのです。
国のリーダー、都道府県のリーダー、勤務先のリーダー、組織のリーダー、
このメルマガをお読みの方の中には、何かしらの決定権を持ったリーダーも多いです。
また、所属している組織のリーダーは、選択肢を集めて決定する決断力は、ありますか?
求めるリーダー像は、人によって違いますが自分をリーダーに投票してくれた人に忖度したり周りの意見に流され、押し切られるリーダーよりも「自分で決断出来る」リーダーを私は支持します。
私自身も自分の決定権の範囲内でこのリーダー像を目指して頑張ります。
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Source: サヤトレ