株式会社サヤトレの増田です。
本日は、「年金」をテーマにお届けします。
直近、メディアにて年金に関する話題が日々取り上げられています。
「お金」をテーマに情報発信している私個人的は、多くの方がお金について真剣に考えるきっかけとなるのでとても良い事だと感じています。
日本の年金制度は、1942年に法律が作られてスタートしました。
そこから時代背景に合わせて何度かルールの改正を繰り返しています。
少子高齢化による人口比率、平均寿命など時代によって日本の状況は、変わります。
よって年金制度を維持するためのルール変更は、必要な事であり、当然と言えるでしょう。
しかし民主主義という多数決ルールにおいて日本で最も数の多くなった層の方々が現在、年金を受け取られています。
団塊世代が年金を受給しているのです。
民主主義という多数決ルールにおいて今、自分達が受けている年金を減らす事は、かなり難しい事になってしまいました。
ルール変更が難しくなったので、国民のために若いうちからリタイアまでに2000万円貯めておくようにアナウンスすることは、ある意味親切なのかもしれません。
「定年までに2000万円必要」
出来る、出来ないは、別問題として上記のお金に関する情報を出来るだけ若い時期から知っておくことで、お金への意識は、変わると思います。
そして本日の本題に入りますが老後の生活に年金だけでは足りず2000万円必要という情報に関してそもそもご存知でしたでしょうか?
私個人は、常識だと思っていたのですが今回の件で世の中一般常識でないのか?
よく分からなくなってしまいました。
私が金融の勉強をスタートしたのは2007年頃です。
今から12年前ですが当時ファイナンシャルプランナーの資格を取ろうと勉強をしておりました。
今から12年前の時点で、老後に余裕ある生活をするためには、年金の他に2000万円以上必要とFPの教科書には、書かれていました。
その後、証券会社に入社して老後の生活で年金だけでは、厳しい事は、お客の投資家に言わずも知れた情報だったので、私の中では、特に驚く事はない、常識だったのです。
年金受給は、あくまでも生活の足しであり、老後の生活は、年金とこれまでに貯めた貯金切り崩して生活するのが一般的な家庭です。
年金以外に2000万円くらい必要という情報に関して、改めて一般常識なのか?
再度、考えてみたところ私が金融業界にいたので専門の知識なのか?よく分からなくなり色々と情報を調べたり、私の周りや家族でお金の知識が無い人を中心に聞きました。
私が聞いた範囲ですが、やはり一般知識の情報として定着しているように感じました。(知ってても現実を受け入れたくない方は、除きます)
2000万円という具体的な数字に関しては、今回初めて聞いたという方もいましたが老後の生活が年金だけでは、足りないという情報は、一般常識と言えるでしょう。
世論調査では、84.2%の方が知っていたみたいです。
■参考記事
https://www.sankei.com/politics/news/190617/plt1906170046-n1.html
13.9%の人は、老後は年金だけで暮らしていけると思っていたので今回の情報で初めて知った方は、大きなショックを受けたと思います。
しかしこれが厳しい現実なので受け入れてなんとかするしかありません。
「65歳~リタイアまでに2000万円」
上記は、具体的な貯金目安として広まり今後も長く語り継がれていてこの機会に資産運用をスタートする方も増えるでしょう。
Source: サヤトレ