株式会社サヤトレの増田です。

本日は「金融職員の不正」をテーマにお届けします。

本日の内容は、有料版メルマガ「サヤトレ通信プレミアム」の内容をマイルドに薄めてお届けします。

あまり大きなニュースになっていないのでご存じ無い方も多いですが、本日の日経新聞に日本の大手生命保険会社に勤める職員がお客を騙し少なくとも約19億円を搾取していた記事がニュースになっています。

10年以上かけて少なくても約19億円盗んでいるのです。

一体なぜこのような事が起こるのでしょうか?

元証券会社員の私には、分かります。

このような金融機関の営業職員による不正の発覚は、氷山の一角だと私は感じています。

このような悪事は、バレてかつ証拠が残り、会社側で隠蔽できなかった時に初めて表のニュースになって私達が知る事件となります。

しかし表に出ていない不正は、世の中に沢山あるのです。

私は、過去証券営業で高齢者の自宅に行きお客様と仲良くなり、お金の話をしていました。

そんな出会いの中では、自宅にタンス預金を教えてくれる方もいれば、認知症でお金の計算が出来ない方も沢山いました。

私は、100%絶対に有り得ませんが大金に目がくらんで、お客のお金を自分のポケットに入れてしまう職員は、1000人に一人くらいいるんじゃないかと思うのです。

そしてその悪事は、高確率でバレないと思います。

高齢者の多くは、銀行・証券・保険・郵便局員などをとても信用しています。

その信頼から色々と保有資産の情報を教えてくれます。

そして高齢という事もあり、物忘れが重なり、結果的に不正につながりやすい状況にあるのです。

金融機関側もそのような職員の不正が防ぐために数年ごとに転勤させたり、定期的に急に明日休めと強制的に言われて身辺調査される日なども用意しています。

とは言え実際に10年以上19億円盗んで気付く事が出来なかったのが実情です。

私は、生命保険会社の責任というよりも盗んだ個人本人の問題が大きいと考えています。

金融機関側も勤める職員の不正を会社側が見つける事が中々難しいのが実情なのです。

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家族のお金は、家族で管理して守る。

意外に出来ていない家庭は、多いです。

金融機関の職員や外部の誰かを信頼してお金の管理を任せるのは、辞めた方がいいです。

今回、19億円という金額が大きいですがこのような不正は、バレていないだけで氷山の一角に過ぎないというのが私の考えです。

そしてそのほとんどがバレないのでニュースにならず今後も表には、出てこないでしょう。

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Source: サヤトレ

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