株式会社サヤトレの増田です。

本日は「損切り決断」をテーマにお届けします。

2020年に新型コロナが感染拡大して1年が経過します。

この1年間で色々な人の夢や希望やチャンスが無くなってしまいました。

オリンピックを目指していたスポーツ選手や施設など、多くの関係者が1年間の延期で色々と苦労しています。

しかし現在は、緊急事態宣言が出て医療崩壊になりつつある状況です。

今年開催されるか分からない状況の中で、今もオリンピックに向けて準備をしている方や楽しみにしている方は、多くいる事でしょう。

しかし現実的に開催するリスクを考えた場合、私個人の意見と予想ですが今年のオリンピックの開催は、とても難しいと予想しています。

仮に日本が落ち着いていても海外で感染拡大している可能性もあります。

世界から日本に集まる訳なので日本だけの問題ではありません。

日本でオリンピックを開催して外国人を招き入れる事は、世界中から日本にウイルスを集めるリスクになります。

そこまでのリスクを取ってオリンピックを開催する事に反対する人も多いのではないでしょうか。

オリンピックの開催か中止に関しては、いつ決定するのか、時期は未定です。

しかしもし仮に中止するのであれば、このような損切り決断は、出来るだけ早い方がいいです。

オリンピックが中止になるのであれば、選手村のマンションをコロナ専用に利用する方向に切り替えるなど、新しい作戦が可能になります。

中止を決める事は、これまでの準備が台無しになり大きな損失が確定します。

怒る人や悲しむ人も多くいるでしょう。

損切りする事は、勇気がいる代表者やリーダーの決断です。

また株式市場をみるとオリンピック中止は、相場に織り込まれていなさそうです。

オリンピックがもし中止になった場合は、株式相場にも大きなインパクトを与える。

私は、そう予想しています。

私の周りでも昨年、お店を閉店したり事業を縮小するなど経営判断で撤退する方を沢山みてきました。

経営者は、これらの損切り決断をして会社が生き残れるように選択しています。

直近でも多くの有名な会社が規模縮小や撤退のニュースが出てきています。

日々、損切りの決断を身近にしている私からすると損切りするのであれば、明日損切りを決める会社よりも今日損切りを決めた会社の方が優秀であると評価します。

一番最悪なのが、損切り出来ずにタイムリミットを迎えて損失を一番大きい形にしてしまう事です。

皆様は、損失が確定する決断に対してどうお考えでしょうか?

オリンピックの判断は、国に任せていいですがご自身の損切り決断は、自らで決めましょう。

以上、資産運藤のヒントやご参考になれば幸いです。

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Source: サヤトレ

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