株式会社サヤトレの増田です。
本日は「給料の上げ方」をテーマにお届けします。
有料メルマガ「サヤトレ通信プレミアム」にてお届けしている暗い話ですが、私は日本経済の未来は、あまり明るくないと考えています。
景気が悪いのに物価が上がるスタグフレーションは、もう始まっていてこの先、会社員の給料は上がらないけれど物や商品や株やアートの価値は上がり続ける。
そう予想しています。
過去に作って守られて来たルールにおいて現代に合わないルールを1つずつ壊していく。
古いルールの改革が必要に感じます。
最近廃止傾向のハンコやFAXなども良い例ですね。
そんな中で全ての会社においてそろそろルールを変更した方が良いのが「年功序列」というお給料の仕組みです。
仕事の良し悪しや結果に関わらず長く勤めている人には、高い給料を支払うという文化が日本企業にあります。
このルールでメリットや恩恵を受けている方も多いですが、このルールがある事によって会社経営者は、社員の給料を上げられない。
そういう状況が発生するケースは珍しくありません。
毎月30万円の給料を貰っている会社員がいたとします。
社長は、その社員の給料を月5万円(年間60万円)増やしたいと思いました。
しかし日本企業の暗黙のルール昇給すると給料が上がると下がる事は無い。
会社員も一度獲得した権利を人は、放したくありません。
社長も分かっているので、給料を上げたいけれど一度上げると中々下げれないので上げられない。
このような状況は、多くあるのです。
この問題を解決する一番有効な方法は、日本企業全体で「年功序列」という仕組を無くす。
会社員は、長く働いても結果が出なければ、給料は下がってしまう。
この風潮を当たり前に浸透させる事は、大きなポイントに感じます。
結果が出なければ、給料が下がる事が当たり前の会社では、逆に頑張って結果が出ている人の給料を社長は、上げやすくなります。
給料を上げるためには、給料を下げやすい環境を作る。
経営者目線で考えた際の私の考えです。
日本全体の給料や所得が上がり、物価も少しずつ上がる。
これが経済成長にとって一番良いシナリオで何年間も日本が目標にしていますが出来ていません。
何をどう改善すれば、日本経済が目指している目標に到達する事が出来るのか?
ぜひ皆様も自分の頭で考えてみてください。
自分の頭で考える事が出来れば、自分が何をするべきなのか明確になる事でしょう。
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Source: サヤトレ