株式会社サヤトレの増田です。

本日は「寄付への議論」をテーマにお届けします。

先日、SNS上で寄付に関するやり取りで有名人の意見が揉めていました。

有名人のケンカは、ストレス社会のエンタメで時間を奪われるのであまり見ないように心がけているのですがテーマが興味深く、経緯を調べました。

簡単に概要をお伝えすると上場企業の創業オーナーで株式を売却したお金持ちが児童養護施設にお金配りをする企画をしていました。

いわゆる寄付です。

そんな中で別のお金持ちがお金じゃなくてパソコンの現物を寄付しようと提案。

その会議の中でお金を配った方がSNSでフォロワーが集まる発言があった、無かったなどモメモメしている感じです。

■お金配りは、SNSのフォロワー稼ぎ

■パソコン配りたいなら自分で勝手にやってくれ

両者と支持者の意見は上記のようなイメージです。

以上の経緯に関して、私個人の寄付に関する考えをお伝えします。

結論は・・・

お金よりもパソコンで配った方が良いと思う。

しかしお金配り(お金の使い方)を否定するのは良くない。

これが私の結論です。

もし私がお金持ちで寄付をする側だった場合、基本的に「お金」で配るよりも必要な「現物」で配りたいと考えます。

これは、災害の被災地支援でも保護猫でも子供でも同じです。

お金ではなく、必要な役立つ現物を送りたい。

基本的に私は、そう考える主義です。

その理由は、必要な現物で配った方がお金の使い方としてはコスパが高くて幸せになる人の数が多くなる確率が高いと考えるからです。

そして現物で配る物の中でもパソコンは、かなり素晴らしいアイテムだと感じました。

お金を配れば、何でも好きな物と交換できます。

そのお金でパソコン買えば良いと思う方もいるでしょう。

しかし世の中にはお金の使い方が上手い人の方が少数なのです。

お金の使い方が下手の人にお金を渡すと高いお金を支払って、少ない商品を手に入れます。

中間マージンを取る業者もいますし中には、自分のポケットに入れる人もいます。

お金を100円寄付しても実際に寄付したい人に届く金額は、その一部に過ぎない現実があるのです。

特にパソコンなんて、知識が無いと低スペックの商品を割高な価格で購入してしまう可能性が高いです。

お金で貰った人は、何のパソコンがいくらなら安いのか分からずに高い買い物をしてしまう可能性が高いのです。

それならば、知識ある人がパソコン選んで寄付が必要な所に現物のパソコンを送る。

こちらの方がコストパフォーマンスが高いです。

児童養護施設の子供達がパソコンでプログラミングやWEBサイト制作を覚えたら長期的に食えるスキルを手に入れる事が可能です。

よって児童養護施設にお金を配るよりもパソコンの現物を寄付する事は、私は、とても素晴らしい手段だと感じています。

しかし!

これは、あくまでも私個人の考えです。

一方のお金を配りたいと言っている方の考えに対して関係ない外野が否定するのは、よろしく無いと思います。

お金配りたいのであれば、お金が必要な所にお金配ればいいし

パソコン配りたいのであれば、パソコンが必要な所にパソコンを配ればいい。

これが私の考えです。

お金持ちのお金の使い方に関しては、世の中多くの人が意見を言いがちです。

【世間の意見】
■贅沢するなら、寄付しろ

■寄付を発表したら、いちいち言うな。偽善者

■お金持っているんだからもっと寄付しろ。ケチ。

持っていない立場からするとお金ある人が憎いのです。

私は、元証券会社でお金持ちの家に行きお金持ちの生態系を探っていきました。

資産あるお金持ちの多くは、隠れて目立たないようにして生きています。

お金持ちである事が近所にバレるとややこしい事をお金持ちは知っているのです。

お金持ちのお金の使い方を否定する事は、お金持ちがお金を使わない事につながります。

結果的に経済は停滞してお金を持っていない側が不利になるのです。

使われないお金は、金融市場に入りまたお金持っている投資家のお金が増えます。

お金持ちには、沢山無駄使いや消費していただき日本経済にお金の流してくれる方が結果的にお金の循環が回るという事を国民全員が理解する。

この金融リテラシーが大事ではないでしょうか?

皆様は、寄付をする際にお金で配りますか?

それとも現物で配りますか?

正解の無い考えです。

ぜひ投資家オンラインコミュニティー「CRANEs」にて書き込みいただける幸いです。

■投資家オンラインコミュニティー(無料で参加)
https://investars.jp/community.php

The post 寄付への議論・お金で配るか、現物で配るか? first appeared on サヤトレ通信.
Source: サヤトレ

おすすめの記事