株式会社サヤトレの増田です。
今週は、年代別老後資金の作り方をテーマに毎日お届けしてまいります。
20代、30代、40代~50代、60代、70代
上記の年代で区分してお金の作り方や向き合い方についてお届けしていきます。
この記事をお読みの方は、自分の年齢と照らし合わせて老後や人生計画にヒントにしていただければ幸いです。
本日は、30代をお届けします。
【参考記事】
30代は、個人によって収入や金融資産に大きな差が出る世代です。
私は、周りと比較する事を推奨はしませんが同じ会社の同期でも給料が高い人もいれば、そうでな人も出て差が大きくなるのが現実です。
また他の会社と比較すれば、給料が2倍や3倍違う人もいる事でしょう。
30代で既に一生分稼いでしまって使い切れない富を築く人もいるのが現実です。
極端な例外をお伝えしても意味がないので本日は、平均的な30代の事例でお届けします。
私が30代の若い世代が行うべき事は、お金に対して何かしらの「行動」です。
20代でお金の正しい知識を「学び」自分の価値観を身に着ける事が重要とお伝えしました。
【参考記事】
30代でその知識を活かして実際に行動するのです。
20代で今勤めている会社の給料に満足出来ず給料の高い会社に転職したいと思っているのであれば、その考えを実際に行動に移す事が大事です。
資産運用をスタートしようと考えている方は、行動して投資しましょう。
副業で収入を高めたいと考えている方は、まずは、出来る事から行動してください。
30代で出来るだけ沢山行動して、経験を積んでおく事が後々、老後資金を蓄えるために役立つと私は考えています。
30代の失敗は、まだ先30年以上あるので今後いくらでも取り戻す事が出来ます。
行動して失敗するリスクよりも行動せずにレベルアップしないリスクを考えて欲しいです。
私は、過去証券営業で老齢者を中心に金融商品の販売業務を行っていました。
日本では、65歳で定年して退職金で数千万円もらった方が老後を考えて初めて資産運用するケースが多いです。
しかし65歳で初めて投資デビューすると良い金融商品とそうでない金融商品の違いが分かりません。
銀行や証券会社の担当者がオススメする金融商品を言われるがままに投資して失敗するケースがとても多いのです。
40年間頑張ってもらったばかりな退職金と老後資金、数千万円を簡単に無くすのです。
高齢者で投資デビューして良くわからないまま大金失う姿は、私個人的には、かなりしょっぱい出来事です。
絶対に避けて欲しいと考えています。
しかしこれが30代であれば、「投資の大損、良い経験」で活かせます。
65歳からスタートする資産運用と30代からスタートする資産運用では、投資基礎知識と経験は、大きく違います。
余裕資金がない方は、月1万円からのスタートで初めてもいいでしょう。
30代の方は「行動」を意識してください。
アリババ創業者ジャック・マー氏が貧乏マインドに対するスピーチをしています。
とても良い言葉なので引用させていただきます。
【ジャック・マー氏の述べる貧乏人のマインド】
「何かを無料プレゼント」→「これは罠だ」と非難。
「少額投資で大丈夫」→「じゃあ、儲からない」と文句。
「多額の投資が必要」→「そんなお金はない」と文句。
「新しいことに挑戦しよう」→「経験がないから無理!」と諦め。
「伝統的なビジネスだよ」→「じゃあ成功しないね!」と却下。
「新しいビジネスモデル」→「ああ、MLMか」と決めつけ。
「店を経営してみたら?」→「自由がなくなる!」と主張。
「起業してみたら?」→「プロじゃないから無理」と拒否。
言い訳を熱弁している暇があったら、もっと素早く行動に移せばいい。
いつも考えているばかりよりも、何か実際にやってみたらどうか。
貧乏マインドの人は、ある共通点により人生を失敗します。
ずっと待っているだけで、自ら何も行動しないからです。
(以上)
上記の言葉を聞いた際に私は、感銘を受けました。
上記ジャック・マー氏の言葉を聞いて・・・
「いや、でも」のような言葉を述べたくなる方もいるでしょう。
しかしその「いや、でも」という考えが貧乏マインドなのです。
ぜひ30代の間に収入が増えるための行動、お金が貯まるための行動、お金が増えるための行動
などなど、お金に対して行動しましょう。
結果が出ずに失敗する事もあると思いますがこの30代で行動せず、いつ動くのですか?
60代~70代で行動して失敗するよりも30代で行動して失敗した方が傷は浅いです。
30代で行動した結果が60代になってから出るかもしれません。
行動するのは、早い方がいいのです。
お金について20代で学び、30代で行動に移す。
年代別老後資産の作り方の参考にしていただければ幸いです。
明日は、40代~50代編をお届けします。
Source: サヤトレ